【葬儀社直伝】エンディングノートにまとめておくべき葬儀の内容

query_builder 2023/11/27
葬儀前に行う事
花祭壇のイラスト

エンディングノートのなかでも葬儀の項目は書くべきことが数多くあり、どれだけ詳しく書けるかで喪主・遺族の負担が変わってきます。

ただ、葬儀の内容は一般の方には馴染みのないことが多く、漏れなく書き上げるのはかなり難しいものです。

今回は葬儀社の目線で、エンディングノートにまとめておくべき葬儀の内容を解説していきます。

エンディングノートに書くべき葬儀の内容

エンディングノートは、自身の意志を伝えられなくなったときに備えて、葬儀・お墓のことや家族へのメッセージなどを書き残しておくノートです。

終活の代名詞ともいえるエンディングノートにおいて、葬儀は非常に重要な項目であり、書き残しておくことが数多くあります。

なお、エンディングノートには法的な拘束力がないため、あくまでも葬儀に対しての「希望・お願い」であることを念頭に置いておきましょう。

葬儀社を決めているか

まず書くべき内容は、事前に葬儀社を決めているかどうかです。

たまに起こるトラブルとして、ご本人が生前に葬儀社を決めていたのにも関わらず、喪主がそのことを把握していなかったため、別の葬儀社に依頼してしまうことがあります。

ご逝去の連絡は、自動的に葬儀社へ届くわけではありません。喪主を務める予定の方に指定の葬儀社があることを伝えておかないと、せっかく整えていた準備も水の泡となってしまいます。

エンディングノートに葬儀のことを書き残す際は、なによりもまず「依頼する予定の葬儀社があるか」をはっきりさせておきましょう。

喪主の指名

喪主の決め方に法的なルールはなく、故人からの指名が最も優先されます。なお、喪主は必ずしも血縁者が務める必要はないので、身寄りのない方はご友人などを指定しても問題ありません。
※一般的には配偶者か長子が務めます

「喪主は遺言書で指名したほうがよいのでは」と疑問を持たれる方も多いですが、喪主の指名は遺言書に残しても法的な拘束力を伴わない(拒否できる)ため、エンディングノートで問題ありません。
※喪主の決め方については「喪主は誰がやるべきか 決め方と任せられる人がいない場合の対応」で詳しく解説しています。

葬儀の形式

近年では葬儀のかたちが多様化しており、一日葬や家族葬、無宗教葬など様々な形式から選択できます。葬儀を望まない=直葬(火葬式)で執り行ってほしいという希望も、近年では珍しくありません。

エンディングノートで予算や交友関係(参列者の人数)などを整理し、最も適した葬儀のかたちを検討しておくとよいでしょう。

また、宗教・宗派の希望や、菩提寺がある場合はその旨も記載しておきましょう。

葬儀の内容

祭壇のデザインや遺影の準備、趣味の品の展示(メモリアルコーナー)など、葬儀を実際に執り行うには様々な事柄を検討しなければいけません。ご逝去後に故人が一から決めていくのは大きな負担となるため、ご本人の希望をエンディングノートにまとめておくことで遺族の負担も減らせます。

また「食事(通夜振る舞いや精進落とし)に自分の好きなメニューを組み込んでほしい」「斎場ではお気に入りの音楽を流してほしい」といった希望があれば、書き残しておくとよいでしょう。

こうした希望は、エンディングノートで人生を振り返り、自分史としてまとめておくことでスムーズに思いつくはずです。

なお、葬儀の内容は一般の方が一人で考えても、どうしても見落としてしまうことがあります。エンディングノートに詳しく葬儀の内容をまとめておきたいなら、葬儀のプロに相談したうえで書くことをおすすめします。

葬儀費用

自身で葬儀費用を用意しているのであれば、その旨を忘れずに記載しましょう。信託や保険を利用して、あらかじめ葬儀社に葬儀費用を納めているのであれば、ノートだけでなく口頭でも喪主へ伝えておく必要があります。

葬儀にどれくらいのお金が必要になるかは、葬儀社での事前見積もりで明らかとなります。
※葬儀社での見積もりについては「葬儀の見積もりの重要性 内訳と確認すべき注意点を解説」で詳しく解説しています。

なお、2019年の民法改正によって「預貯金仮払い制度」が始まり、ご逝去後の故人の銀行口座凍結後も一定金額を引き出せるようになったため、ご自身の資産を葬儀費用として活用しやすくなっています。

戒名について

戒名は仏教徒として戒めを守ることを誓い、仏門に入った者に与えられる名前です。以前までは、仏式の葬儀を執り行う場合は戒名もいただくものでしたが、近年では「戒名はいらない」と考える方が増えています。

戒名はランクによってお布施の額も変化するため、エンディングノートで戒名に対する希望を明確にしておくと遺族も安心です。
※戒名については「「戒名はいらない」と考える人へ 戒名を持たない場合のリスクと埋葬方法を解説」で詳しく解説しています。

訃報を流す連絡先

訃報を流す(参列をお願いしたい)人のリストを作成しておくと、喪主と遺族の負担が軽くなります。

近年は電話だけでなく、LINEなどのメッセージアプリや、Twitter・FacebookといったSNSを通じて連絡する方も少なくありません。「誰に、どの方法で連絡しているか」をまとめておくと、喪主の手間が軽減されます。

逆に、葬儀に参列してほしくない人がいるようであれば、その旨も記載しておくとよいでしょう。
※訃報については「訃報の意味とその内容 連絡手段や流す順番は?」で詳しく解説しています。

葬儀のことは一人で決めない

葬儀はご本人のためだけでなく、残された方々のために行われる側面があります。ご本人が「負担をかけたくないから葬儀は必要ない」と直葬(火葬式)を選択されても、遺族はゆっくりと葬儀を執り行いつつお別れしたいと望まれているかもしれません。

エンディングノートはご自身の思いや希望を書き残すものではありますが、葬儀は残された方々の気持ちや意見を汲み取って決めていく必要があります。

葬儀について大きな決断をするときは、必ず喪主や周囲の人に相談したうえで決定しましょう。

まとめ


今回は葬儀社の知見をもとに、エンディングノートに書いておくべき葬儀の内容を解説しました。
※より広くエンディングノートの書き方について知りたい方は「エンディングノートの書き方 必ず残しておきたい8項目と注意点とは」でも解説しています。

ここでは書ききれませんでしたが、葬儀では他にも考えておくべき細かい事柄がいくつもあります。さらに完璧にエンディングノートを仕上げたい方は、葬儀社に相談することをおすすめします。

弊社「とむらび」のパンフレットはエンディングノートとして使えるように作られており、無料でプレゼントしております。葬儀の事前相談と合わせて、ぜひご活用ください。



筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」代表取締役 平井旭彦


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が葬儀業界歴20年の中で感じていた『ご遺族に寄り添った葬儀・お葬式を低価格提供し、故人様らしい花祭壇で彩るサービスをしたい。』との思いから、2016年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。

※川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。

併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。

それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。

弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。
おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。



葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ 
相談サロン:〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬9丁目3-14 弥生ビル 1F

24時間 受付 365日対応
【事前相談無料】
TEL:0120-974-806
TEL:044-750-8543
FAX:044-750-8544

最寄駅:鷺沼駅から徒歩10分
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川崎市・横浜市・東京都のお葬式、葬儀は花で彩るお葬式「とむらび」に相談ください。
家族葬、一日葬、一般葬、火葬式、直葬など様々な葬儀プランをご提案しており、葬儀費用や価格について相談・質問を承っております。

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