複雑な弔問のマナー 伺うタイミングでも変わる作法とは

query_builder 2023/11/08
葬儀のマナー
仏具イラスト

家族葬や直葬(火葬式)など、親族だけで小規模に執り行う葬儀が増えたことで、葬儀に参列できなかった方による弔問が増えています。

ただ、弔問は故人(遺族)のお宅へ伺って、お悔やみを言うだけではありません。伺うタイミングによってマナーが変化するため、意外と複雑な弔事なのです。

今回は、弔問に伺うにあたってのタイミングや服装などのマナーについて、解説していきます。

弔問とは

弔問とは、遺族を訪問して、お悔やみを言うことです。この言葉の意味の通り、広義の意味では通夜や葬儀も弔問にあたります。

ただ日常的には、「葬儀後に故人(遺族)の家へお悔やみを伝えるために伺うこと」を弔問と呼びます。なお、一般的に葬儀・通夜に参列した場合は、家への弔問は行わない場合がほとんどです。

近年では、家族葬など親族や親しい友人だけで執り行う小規模の葬儀が増えており、葬儀に参列できなかった方が弔問を行う機会が増えています。

弔問のタイミングに関するマナー

ここでは、弔問に伺うタイミングに関するマナーについて解説していきます。

葬儀(通夜)前の弔問は控える

原則として、葬儀(通夜)前の弔問は控えるのがマナーとなっています。葬儀の前は遺族も多忙であり、弔問客に応対する余裕がないためです。

遺族側として葬儀のサポートを兼ねて弔問するのであれば別ですが、お悔やみを述べるだけが目的なのであれば、通夜・葬儀または葬儀後の弔問がマナーとなります。

やむを得ない事情があって葬儀(通夜)前に弔問に伺う場合は、長居を避けてお焼香を上げさせていただきましょう。

流れとしては、故人の枕元で正座をして一礼し、合掌します。その後、遺族への一礼も忘れず、早々に辞去しましょう。

弔問の前には必ず連絡

弔問の際は、必ず電話やメールなどで連絡したうえで伺うようにしましょう。葬儀後であっても、遺族は様々な手続きや遺品整理などに追われているためです。

葬儀後の弔問は四十九日まで

弔問は葬儀から数日~1週間ほど空け、四十九日までに伺うのがよいでしょう。

仏教では、故人の魂は四十九日後に仏様のもとへ向かうとされており、一般的に四十九日法要をもって忌明けとします。そのため、葬儀後の弔問も四十九日までに行うのがマナーとされています。

ただ、遺族より逝去の連絡を受けていなかったために、弔問が四十九日後になってしまう場合はマナー違反にあたりませんので、気にせずに弔問へ伺いたい旨を伝えるとよいでしょう。

逆に、葬儀の直後に弔問へ伺うのもあまり良いことではありません。葬儀後の片づけや事務処理などで、慌ただしく過ごしていることが多いためです。

弔問時の服装に関するマナー

弔問時の服装は、様々な理由から平服が良いとされます。それぞれの場面における、弔問時の服装のマナーを解説していきます。

葬儀後に弔問へ伺う場合

葬儀後の弔問時の服装は平服で、喪服である必要はありません。基本的には、ダーク系の色合いのセミフォーマルで伺うとよいでしょう。

喪主との間柄によっては、あえて遺族が故人のご逝去を思い返さぬよう、普段通りの服装で弔問に伺う場合もあります。

通夜前に弔問へ伺う場合

通夜前に弔問へ伺う場合も、平服をマナーとする向きがあります。喪服で伺うと死期を予見して準備していたようで、失礼にあたるとされるためです。

ただ、実はこうした理由での平服は意見が分かれるところで、余計な気回しと一笑に付されることもあります。

とくに近年では終活が浸透したことで、故人本人が準備をしていたのに、参列者・弔問者が準備していたらマナー違反になるのはおかしいという指摘もあります。

弔問時の香典

弔問時の香典は、伺うタイミングによって持参してよいかが異なるため、それぞれ解説していきます。

葬儀前であれば香典は持参しない

弔問時の香典については、葬儀前であれば持参しないのがマナーとなります。服装のマナーと同様、香典を持参すると死期を予見して準備していたと捉えられてしまうためです。

通夜・葬儀に参列するのであればそのときに持参し、参列できない場合は改めて郵送や再度弔問するなどして対応すべきといわれています。

ただ「枕花は良いのに香典はダメというのはおかしい」という指摘もあり、こちらも必ずしも守るべきマナーとはいえないでしょう。

葬儀後は香典を持参してよい

香典は葬儀後であれば、どのタイミングでも持参して問題ありません。通夜・葬儀ですでにお渡ししているのであれば不要です。

なお、香典の表書きは、四十九日前であれば「御霊前」、忌明け以降は「御仏前」となります。

弔問時のお花

弔問時の供物として、お花を持参する場合があります。

まず、親族などが訃報を受けていち早くお供えする花として「枕花」が挙げられます。

臨終から通夜にかけて故人の枕元に飾り、花の色は白や寒色系を基本として、品種は百合やカーネーション、カラーなどが定番です。

なお、近年では住宅事情などからご遺体を自宅で安置できず、安置施設を利用する場合も増えており、枕花をお供えできない場合もあります。

また、葬儀後の弔問でお供えする花に明確な呼び名はなく、マナーも厳密ではありません。基本的には「棘がない」「香りが強くない」「花粉が少ない」といった条件から選ぶとよいでしょう。
※葬儀でのお花については「葬儀に欠かせない花の種類 それぞれの意味や贈り方を解説」で詳しく解説しています。

そのほかの弔問時の注意点

ここまでの解説のほかにも、弔問時には気を配るべき注意点があります。

忌み言葉を避ける

弔問では葬儀のときよりも長く会話をする機会があります。そのときに気をつけなければいけないのが、忌み言葉です。

「度々」「くれぐれも」などの重ね言葉や、「追って」「再び」などの不幸が続くことを連想される言葉など多岐にわたります。

使ってはいけない言葉はかなり幅広いため、かなり意識していないと思わず口に出てしまいます。そうした背景もあり、弔問では長居をしないで早々に辞去するといったマナーが広まっているのかもしれません。

専用施設で安置される場合も

住宅事情や長期化する火葬待ちなどを背景に、ご遺体を自宅ではなく、専用の施設で安置するケースが増えています。

面会できるかは施設のルールによっても異なるため、葬儀前の弔問はご遺体の安置場所についても確認が必要です。

まとめ

弔問時のマナーは数多く全てを覚えるのは大変ですが、なによりも大切なのは「ご遺族のことを考えて行動すること」です。これを踏まえていれば、少しマナーから外れていても問題にはなりません。

こうした弔事での悩みや疑問があれば、弊社「とむらび」までお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、皆様の不安を解消いたします。




筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が大手花屋時代に感じた『葬儀を低価格で、ご遺族に寄り添ったお葬式を提供したい。花祭壇を低価格で、故人を沢山のお花で彩るサービスをしたい。』との思いから、2014年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。
併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。
それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。

弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。

葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ 
相談サロン:〒216-0003神奈川県
川崎市宮前区有馬9-3-14 弥生ビル1F

24時間 受付 365日対応
【事前相談無料】
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最寄駅:鷺沼駅から徒歩10分
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