近親者のみの葬儀の参列はどこまで? マナーや判断基準を解説

query_builder 2023/12/30
葬儀のマナー
近親者の葬儀

近年では、家族葬といわれる家族や親族など近親者のみで行われる葬儀が増えてきております。


しかし、近親者のみで葬儀を行うことになった場合、参列の判断基準やマナーがわからない方も多いのではないでしょうか。



本記事では、近親者のみの葬儀について、以下の点を解説いたします。



参列の判断基準や参列するときのマナー、しないときのマナーも紹介しますので、参考にしてください。


近親者の範囲

近親者の範囲は、法律(民法725条)によると「3親等内の姻族」と「6親等内の血族」、「配偶者」が「親族」と定義されています。

また家族葬では、実際に以下の点の間柄で葬儀を執り行うことが多いようです。

・家族
・故人の兄弟
・故人の配偶者の父母
・故人の子供の家族

しかし、葬儀において「近親者」の範囲に明確な決まりはありません。
参列するのは、家族や親族に限らず、故人と近しい間柄の友人や知人が参列することもあります。

参列者を呼ぶ範囲は、基本的に喪主やご遺族の判断に委ねられています。

家族葬など近親者のみの葬儀の場合は、喪主やご遺族の意向によって参列する範囲が決まると覚えておきましょう。

近親者のみの葬儀に参列する判断基準

近親者のみの葬儀については、喪主やご遺族の意向によって呼ぶ範囲が決まるとお伝えいたしました。


では、葬儀に参列するかどうかの判断はどのようにすればよいのでしょうか。



ここでは、参列の判断基準を紹介いたします。

参列願いがない


基本的には、喪主やご遺族側から「参列してほしい」と案内がなければ参列しないのがマナーです。


ご遺族側の案内がないまま葬儀に参加することは、ご遺族に迷惑をかけてしまいかねません。


参列したい場合や判断に迷う場合は、ご遺族もしくは葬儀を執り行う葬儀社に事前に相談しましょう。


葬儀の情報が記載されていない


近親者のみの葬儀の場合は、訃報連絡に葬儀の日程や会場などの情報が記載されていないことがあります。


葬儀の情報が記載されていないときは「参列をご遠慮いただきたい」という意思のあらわれなので、参列しないのがマナーです。


また「近親者のみで執り行います」といった文言がある場合も、参列は控えましょう。


訃報連絡がない


近親者のみの葬儀では、そもそも訃報連絡をしないケースもあります。


葬儀の案内がない場合は、葬儀への参列をお断りしていると理解しましょう。


人づてに訃報を知ったとしても、連絡がない場合は、参列を控えるのがマナーです。


近親者のみの葬儀に参列するときのマナー

近親者のみの葬儀に参列することになったら、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

ここでは、参列するときのマナーについて紹介いたします。

香典


近親者のみの葬儀では、香典を辞退されるケースがあります。
あらかじめ「香典辞退」の申し出があれば、香典は渡さないようにします。



香典辞退の意思がとくにない場合は、念のため香典を持参していきましょう。


香典の金額は、地域や故人との関係性によって異なりますが、友人・知人であれば5,000円〜1万円を目安に包んでおきます。

持参した香典は無理に渡さず、ご遺族の意向に従いましょう。


服装


服装は、基本的に一般的な葬儀と変わりません。
いわゆる喪服(礼服)を着用していきましょう。


喪服(礼服)は、光沢のない黒色で統一するのが基本となります。


男性の場合はスーツを、女性の場合はワンピースやアンサンブルを着用するのが一般的です。



カジュアルな服装や露出の多い装いは避け、葬儀の場にふさわしい身だしなみを意識してください。


近親者のみの葬儀に参列しないときのマナー

ここでは、喪主やご遺族から「参列辞退」の連絡があった場合のマナーについて紹介いたします。

香典


参列できないなら「せめてお香典は渡したい」と思う気持ちもあるでしょう。

しかし、香典を渡すことにより、ご遺族側は香典返しや返礼品の準備など、かえって負担になってしまうケースも考えられます。


一方的に渡すことは控え、どうしても渡したい場合は、ご遺族側の了承を得てからにしましょう。


弔問


葬儀を終えたあと、弔問を希望する際もご遺族側への配慮が必要です。


ご遺族は葬儀を終えたあとも、さまざまな手続きで忙しい日々が続きます。



突然の弔問は、負担に感じてしまう可能性がありますので、ご遺族の都合を確認してから訪問するようにしましょう。


まとめ

本記事では、近親者のみの葬儀について、以下の点を解説いたしました。

・近親者の範囲
・近親者のみの葬儀に参列する判断基準
・近親者のみの葬儀に参列するときのマナー
・近親者のみの葬儀に参列しないときのマナー



近親者のみの葬儀を執り行う場合、参列者の範囲は、喪主やご家族の判断によって決まります。


ご遺族は、さまざまな思いがあって近親者のみの葬儀を選択しているはずです。

今回紹介した参列の判断基準を参考に、ご遺族の意思を尊重し、思いに寄り添う行動を選択していきましょう。

「とむらび」では葬儀に関する相談を無料で行っております。
葬儀についてわからないことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。




筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」代表取締役 平井旭彦


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が大手花屋時代に感じた『葬儀を低価格で、ご遺族に寄り添ったお葬式を提供したい。花祭壇を低価格で、故人を沢山のお花で彩るサービスをしたい。』との思いから、2016年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。
併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。
それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。

弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。


葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ 
相談サロン:〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬9丁目3-14 弥生ビル 1F

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