家族葬の喪主挨拶の例文|挨拶のマナーやタイミングについても紹介

query_builder 2024/05/17
葬儀のマナー
葬儀の喪主挨拶

家族葬における喪主の挨拶は、故人を偲び、参列者に感謝を示す大切な時間です。
しかし、いつ何を話せば良いのか、迷うこともあります。
この記事では、喪主として適切な挨拶のマナーについてわかりやすく解説し、後半では挨拶のタイミングと例文をご紹介します。

家族葬とは?

家族葬とは、故人の家族や親族という限られた人々のみで行う小規模な葬儀のことです。故人と縁の深かった友人知人を招くこともあり、一般的には数人から30人程度で執り行います。
近い間柄の人だけで、故人と静かで落ち着いたお別れができ、故人との思い出をより深く振り返ることができます。
参加者が少ないため会場の手配や食事の準備の手間が省かれ、遺族の負担や費用を軽減できるメリットもあります。
とむらびでは、家族葬に必要なものを厳選した葬儀プランが用意されています。

家族葬でも挨拶は必要か

家族葬では参列するのが近親者に限られるため、手順が簡素化されることがあります。
しかし、喪主挨拶はその規模に関わらず、故人の冥福を祈り、参列者への感謝を表すために必要です。
親しい間柄ということをふまえ、堅苦しくない挨拶で問題ありません。
ただし、参列者が共に暮らしている家族だけの場合は喪主挨拶を省略する場合もあります。それでも故人を偲ぶ場として、適切なタイミングで心のこもった言葉を伝えることは、喪主としての責務といえます。

喪主挨拶のマナー

家族葬での喪主挨拶は、故人と親しい付き合いをしていただいたお礼と、参列への謝意を心をこめて伝えることが大切です。
簡潔で温かいメッセージを心がけましょう。
ここでは含めた方がよい内容や、使わないほうがよい言葉を紹介します。

含める内容を押さえる

挨拶をするときは、まず自分と故人の関係を話し、次に故人の人柄やエピソードなどについて触れます。
亡くなった経緯を簡潔に説明する場合もあります。
そして、弔問客には、わざわざ足を運んでくれたことへのお礼を述べ、これからも変わらぬ付き合いをお願いする言葉を加えます。
家族葬は心のこもった配慮が必要な場ですから、喪主としての挨拶では、それをしっかりと表現することが求められます。

参列者に感謝を伝える

家族葬の際、喪主としての挨拶では、集まってくれた人々への感謝を伝えることが重要です。
「本日はお忙しい中、お集まりいただき心より感謝申し上げます」と始めることで、参列者に謝意を示すことができます。
また、故人との関係や思い出に触れ、これまでの付き合いに感謝することも重要です。
「故人もこの場を喜んでいると思います」と加えることで、故人に代わって感謝を伝えることができます。
挨拶には、これからも変わらぬ付き合いをお願いする旨を言い添えることも大切です。

丁寧に話す

慣れない挨拶で緊張すると早口になる傾向がありますが、ゆっくり話すことを心がけましょう。
丁寧に話すことで、故人への敬意と、参列者への感謝の気持ちをうまく伝えることができます。
控えめで落ち着いたトーンを心がけ、聞き取りやすく話すことが大切です。
原稿を準備して読み上げるのもよいですが、その際も早口にならず、一言一句をはっきりと伝えるように話すと、参列者にも聞き取りやすいです。
上手く話そうと思う必要はありません。誠意をもって丁寧に話すことが重要です。

無理に個性を出さない

喪主挨拶において、過剰な演出や大げさなエピソードを強調するなどの行為はふさわしくありません。
故人が生前好きだったものや共に過ごした思い出に基づいて、心温まるエピソードを交えると、良い挨拶ができます。
故人への敬意を持って、参列者の心に残る挨拶を考えましょう。
うまく考えられない場合は無理に個性を出す必要はありません。
定例文章を丁寧に心をこめて読み上げるだけで感謝の気持ちは参列者に伝わります。

話す時間は5分以内にする

喪主挨拶は短めにおさえることが基本です。長過ぎる挨拶は、聞き手を疲れさせてしまう可能性があり、心に残りません。理想的な喪主挨拶の時間は2~3分が目安ですが、長くとも5分以内にまとめることで、参列者にとっても聞きやすい挨拶となります。
この時間内に感謝の意を表し、亡き人の思い出を簡潔に伝えられるよう心がけましょう。
短い時間であっても、故人への敬意と参列者への配慮が伝わる内容にすることが大切です。
告別式では多少長めの挨拶も許容されますが、それでも適切な長さを保つことが望ましいです。

忌み言葉を使わない

家族葬であっても、喪主挨拶では一般的なマナーを尊重することが求められます。特に重要なことが「忌み言葉」を避けることです。忌み言葉の例としては以下があります。
・重ね言葉「たびたび」「重ね重ね」「またまた」など
・死を連想する言葉「死亡」「生きていた」「終わる」「切る」など
また、宗教によっては「仏」「成仏」などの言葉も適切ではない場合があります。
これらの言葉は避けることがマナーとされています。故人を偲び穏やかな言葉選びに努めることが大切です。

喪主挨拶のタイミング別の例文

喪主が挨拶をするタイミングは一度だけではありません。
「僧侶や弔問客がみえた時」「通夜」「通夜振る舞い」「出棺時」「精進落とし」と何度も挨拶をする機会があります。
ここではシーン別に例文を紹介します。

僧侶や弔問客がみえた時

僧侶や弔問客が来た際にはタイミングよく直接お礼を伝えましょう。
ここでは、個別の挨拶ですので、相手に応じた挨拶とお礼を伝えます。

【例文】
・故人の長女です。本日はご足労いただき恐縮です。
・遠いところ来てくださってありがとうございます。
・ご無沙汰しております。ご多用のところありがとうございます。

お通夜

お通夜の喪主挨拶は、読経や参列者の焼香が終わった後におこないます。
短くても構いませんが、心からの感謝を伝えることが重要です。
また通夜振る舞いへの誘導や、翌日に執りおこなわれる葬儀の案内も併せて伝えましょう。

【例文】
本日は、お忙しいところ、亡き○○の通夜にお集まりいただきまして、ありがとうございました。 生前は、格別のご厚情を賜りましたこと、故人に代わって、深くお礼を申し上げます。 明日の葬儀・告別式は○○時より○○でおこないますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。

通夜振る舞い

通夜振る舞いとは、通夜の後に参列者を酒や軽い食事でもてなすことです。
飲食を始める前に、喪主から簡潔な挨拶をします。
また、お開きの時間を待たずに帰る参列者も多いため、葬儀の案内も伝えておくとよいでしょう。

【例文】
本日はお忙しい中、参列いただきまして、誠にありがとうございます。ささやかではございますが、供養のためのお食事をご用意をさせていただきました。お時間の許す限り、故人の思い出話などをお聞かせいただければと存じます。

告別式

家族葬においても、告別式の喪主挨拶は重要なものです。
読経と焼香が終わり、棺を運び出す前におこなわれる挨拶です。
参列への感謝と、故人の思い出を振り返る挨拶を心をこめておこないましょう。

【例文】
本日はお忙しいところ、父の告別式にご列席くださり、誠にありがとうございました。 こうして告別式を滞りなく終えられたのも、皆さまのお力添えあってのことです。 心より感謝申し上げます。 故人もさぞ喜んでいることと存じます。<故人の人となりや思い出などを披露する> 今後とも故人の生前同様に変わらぬお付き合いのほどをお願い申し上げます。本日は、誠にありがとうございました。


精進落とし

精進落としは、初七日の法要もしくは火葬後に行われる会食のことです。
開始時と終了時に感謝を伝える短い挨拶をします。
内容はほとんど同じで構いませんが、終了時の挨拶には四十九日の法要の案内も含めましょう。

【例文】
本日はご列席くださりありがとうございました。お陰様で、告別式を無事に終えることができました。 ささやかではございますが、精進落としの用意をいたしましたので、おくつろぎのうえ召しあがってください。

まとめ

この記事では、家族葬における喪主の挨拶について解説しました。格式張らない家族葬とはいえ、挨拶のマナーとタイミングは大変重要です。
その場にふさわしい言葉遣いで故人を偲び、参列者へ感謝する気持ちを誠心誠意伝えることで、心温まる家族葬になるでしょう。

とむらびでは、家族葬はもちろん、さまざまな葬儀プランが用意されています。もしもの際にあわてないよう、家族と話し合う機会を設けてはいかがでしょうか。

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