一般葬とは?葬儀の流れやメリット・デメリット、家族葬との違いを解説

query_builder 2023/12/23
葬儀の形式
一般葬の献花する孫

一般葬とは、私たちがイメージするもっとも一般的なお葬式のかたちです。
近年では、多様な葬儀の形式が登場していますが、今なお利用されている形式の葬儀になります。


本記事では、一般葬について、以下の点を解説します。


・一般葬について(家族葬との違い)
・一般葬のメリット・デメリット
・一般葬の流れ
・一般葬の費用
・一般葬の注意点(服装・香典・葬儀社選び)


一般葬を理解することは、今後さまざまな葬儀を検討する際にも役立ちます。
葬儀を執り行う際の土台の知識として、ぜひ参考にしてください。

一般葬とは

一般葬とは、参列者を限定せず、故人と生前関わりのあった人を広くお招きし執り行う葬儀のことを指します。
古くから現代まで執り行われている、いわゆる一般的なお葬式のかたちです。


具体的には、家族や親族をはじめ、故人の知人や友人、会社関係者、近隣の住民などが参列し、故人とお別れの時間を過ごします。


また、葬儀は通夜と葬儀・告別式を2日間にかけて執り行います。


典型的な葬儀の形式のため、年配の方や古くからの慣習を大切にしている人からも受け入れてもらいやすく、社会的なお別れの意味合いが強いことも特徴です。

家族葬との違い

一般葬に対して家族葬は、家族や親族、親しい友人などを中心に葬儀を執り行います。


参列者の範囲や人数に明確な決まりはないものの、親しい人のみで葬儀を執り行う意味合いが強いことが家族葬の特徴です。


一般葬と家族葬の内容に大きな違いはありませんが、参列者を限定する点において両者は異なります。


家族葬は、一般葬に比べて費用を抑えられ、気兼ねなく故人と最期のお別れができることがメリットです。


なお、家族葬については、以下の記事で詳しく解説していますのでご参照ください。


参照:家族葬とは?葬儀の流れや費用、どこまで呼ぶか注意点まで解説



一般葬のメリット

一般葬を執り行うことには、以下のようなメリットがあります。


・多くの参列者を招待できる
・弔問対応への負担を軽減できる
・親族も納得して葬儀を行える

多くの参列者を招待できる

一般葬では、参列者を限定することなく、多くの参列者を招待できます。


故人と関わりのあった人たちに広く参列してもらうことで「故人とお別れしたい」要望に応えることが可能です。
葬儀後に「参列できなかった」という後悔の声を減らすことができるでしょう。

弔問対応への負担を軽減できる

葬儀後は、葬儀に参列できなかった人が、後日自宅へ弔問に訪れるケースがあります。
とくに家族葬など、参列者を限定する場合には、個別の弔問対応に追われることが多いです。


一般葬では、制限なく参列者をお招きするため、自宅への弔問が少ない傾向にあります。
弔問対応への負担を軽減でき、葬儀後はゆっくり過ごせることはメリットといえるでしょう。

周囲も納得して葬儀を行える

一般葬は、通夜や葬儀・告別式などの儀式を省略することなく執り行うため、周囲の理解が得やすいこともメリットです。


近年は、通夜を省略する「一日葬」や、宗教的儀式を行わない「火葬式(直葬)」など、形式にとらわれない葬儀が増えてきております。


葬儀の形式によっては、親族や周囲の反対にあう、菩提寺の許可が必要になる、といったケースも出てきます。


その点、一般葬は多くの人に受け入れられている形式のため安心です。

一般葬のデメリット

一方、一般葬には、以下のようなデメリットもあります。


・葬儀の準備に負担がかかる
・費用がほかの形式より高くなる
・当日の対応に追われ慌ただしくなる

葬儀の準備に負担がかかる

一般葬は、葬儀を執り行うために、以下のような準備をしなければなりません。


【準備の一例】


・葬儀社や宗教者との打ち合わせ
・通夜・葬儀・火葬の進行確認
・訃報の案内
・料理や返礼品の手配
・あいさつの準備
・お手伝いの依頼


打ち合わせを行い、短い時間のなかで多くの事柄を進行させる必要があるため、喪主や遺族の負担が大きくなることはデメリットです。

費用がほかの形式より高くなる

参列者を限定せず、儀式も省略しないため、葬儀にかかる費用はほかの形式に比べて高くなります(社葬などの大型の葬儀を除く)。


香典で受け取る金額はその分多くなりますが、飲食代や返礼品など、人数に応じて費用が高額になることはデメリットといえるでしょう。


想定していた金額よりも大幅に費用がかかってしまうケースもあるため、注意が必要です。

当日の対応に追われ慌ただしくなる

参列者の人数が多くなると、それに応じてあいさつや接待といった対応も増えます。


対応に追われることで、慌ただしく当日が過ぎ去り「故人をゆっくり偲ぶ時間がとれなかった」と感じることも少なくありません。


多くの人に故人を見送ってもらえるメリットはありますが、ゆっくりとお別れの時間を確保したいと考える人にとってはデメリットといえるでしょう。

一般葬の流れ

一般葬は、以下のような流れで進んでいきます。


1.搬送
逝去後は葬儀社へ連絡を入れ、遺体を所定の安置場所へと搬送します。
医師に死亡診断書や死体検案書を発行してもらいます。


参照:葬儀の遺体搬送とは?搬送の流れや費用、手段を解説

2.安置


自宅や斎場、民間施設などから希望の場所を選び、遺体を安置します。
安置期間は、通夜や葬儀・告別式も含め、一般的に2〜3日です。


参照:安置とは?葬儀における遺体ご安置の期間や場所、費用を解説



3.打ち合わせ
葬儀社とプランや場所、日時などを取り決めます。
希望ははっきりと伝え、プラン内容や費用をしっかりと確認しましょう。


参照:葬儀の打ち合わせはどのように行う?内容や注意点を解説



4.通夜
1日目に通夜を執り行います。
納棺後に通夜を行い、通夜のあとは通夜振る舞いをします。


参照:お通夜は何をする?通夜の流れや葬儀・告別式との違いを解説



5.葬儀・告別式
2日目に葬儀・告別式を執り行います。
宗教者による読経、焼香、お別れの儀などを行い、火葬場へと出棺します。


参照:葬儀と告別式の違いは?式の流れやマナー、注意点を解説



6.火葬
火葬場に到着後、炉前で読経や最後のお別れをし、火葬を行います。
火葬後は骨上げ、精進落としなどを行い、葬儀は終了です。


参照:葬儀における火葬とは?流れや順番、注意点を解説

一般葬の費用

一般葬にかかる費用相場は、100万円〜200万円程度といわれており、葬儀の規模や地域、宗教宗派によって前後します。


また、葬儀にかかる費用の内訳は、おもに以下の3つにわけられます。


・葬儀一式費用:斎場や火葬場の利用料、祭壇、棺など、葬儀を執り行うために必要な費用
・飲食接待費用:通夜振る舞いや精進落とし、返礼品など、参列者をもてなす費用
・宗教者費用:お布施やお車代など、宗教者のお礼にかかる費用


参列者の人数によって、飲食代や斎場の利用料が変動します。


費用を抑えるためには、変動する費用に着目しながらサービス内容を決めることが大切です。


川崎市を含めた費用相場の詳細は、以下の記事で解説しています。


参照:川崎市の葬儀費用の相場は?全国平均と比較解説

一般葬を執り行う際の注意点

ここでは、一般葬を執り行う際の注意点を、3つ紹介します。


・服装
・香典
・葬儀社選び

服装

一般的に、喪主や遺族は正喪服、参列者は準喪服が正装とされています。


ただし、近年では正喪服を着る機会が少なくなってきていることもあり、喪主や遺族も準喪服で参列することが増えています。


男性はブラックスーツ、女性はブラックのアンサンブルやワンピースを着用しましょう。

香典

香典辞退の案内がない限りは、基本的に香典を持参します。
通夜と葬儀・告別式に参列する場合は、通夜で香典を渡しましょう。


包む金額は、故人との関係性や立場によって異なりますが、近所の人や知人、会社関係者であれば3,000円〜5,000円程度が相場です。

葬儀社選び

葬儀社を選ぶ際は、以下の点を参考にするとよいでしょう。


・葬儀費用が明確
・事前相談が可能
・対応が丁寧


一般葬は、ほかの形式に比べて費用が高くなる傾向にあります。
想定外の費用を請求されないためには、葬儀社を比較検討することが大切です。


複数社に前もって見積もりを依頼し、サービス内容や費用を比較しましょう。
費用の内訳が明確で、丁寧に対応してくれる場合は、優良な葬儀社の可能性が高いです。


とむらびでは、事前相談や見積算出を無料で承っておりますので、お気軽にご利用ください。


無料の事前相談はこちら

川崎市・宮前区の一般葬は花で彩るとむらびへ

川崎市には数多くの葬儀社があり、葬儀プランや費用もさまざまです。
多くの葬儀社のなかから比較検討するのは大変で、どこに依頼したらいいか迷うこともあるでしょう。


川崎市の葬儀社選びにお困りの際は、とむらびにご相談ください。


とむらびでは、プランやサービス内容を丁寧に説明し、納得いくまで何度でも相談いただけます。
また、安心してご依頼いただけるよう、24時間365日お問い合わせを受け付けております。


宮前区にある「神奈川サロン」にて無料の事前相談が可能です。


納得して葬儀を執り行えるよう丁寧にサポートいたしますので、どんな些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。


お問い合わせはこちら

まとめ

本記事では、一般葬について、以下の点を解説しました。


・一般葬について(家族葬との違い)
・一般葬のメリット・デメリット
・一般葬の流れ
・一般葬の費用
・一般葬の注意点(服装・香典・葬儀社選び)


一般葬は、参列者の限定や儀式の省略をしない、古くからある形式の葬儀です。


周囲からの理解も得られやすく、多くの参列者の要望に応えられるメリットがあります。
一方、参列者の人数や規模によって費用や準備の負担が大きくなることは念頭に入れておく必要があります。


葬儀の内容やメリット・デメリットを考慮し、後悔のない葬儀のかたちをお選びください。



筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」代表取締役 平井旭彦


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が葬儀業界歴20年の中で感じていた『ご遺族に寄り添った葬儀・お葬式を低価格提供し、故人様らしい花祭壇で彩るサービスをしたい。』との思いから、2016年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。

※川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。

併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。

それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。

弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。
おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。


葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ 
相談サロン:〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬9丁目3-14 弥生ビル 1F

24時間 受付 365日対応
【事前相談無料】
TEL:0120-974-806
TEL:044-750-8543
FAX:044-750-8544

最寄駅:鷺沼駅から徒歩10分
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川崎市・横浜市・東京都のお葬式、葬儀は花で彩るお葬式「とむらび」に相談ください。


家族葬、一日葬、一般葬、火葬式、直葬など様々な葬儀プランをご提案しており、葬儀費用や価格について相談・質問を承っております。

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