【葬儀の世界】賑やかなカーニバルで有名なブラジルのお葬式とは?
サンバやサッカー、カーニバルととても明るく陽気なイメージの強いブラジルですが、お葬式は日本と比べてどのような違いや特徴があるのでしょうか。
今回は、ブラジルで執り行われているお葬式事情について簡単に解説してまいります。
24時間以内に葬式を実施する
日本では、亡くなってから2、3日経ってからお通夜が行われ、その翌日にお葬式が行われる形になりますが、ブラジルでは24時間以内にお葬式が実施されるというのが通例です。
日本では、24時間以内に火葬や埋葬を行うことが法律で禁じられているので、大きな違いがあることがわかるでしょう。
故人が亡くなったことに対する悲しみに明け暮れるような暇はないのです。
ブラジルでは、日本とは異なり埋葬を行うケースが多いので、24時間以内に埋葬される形です。
ブラジルというと非常に温暖な国であり、日本などのようにドライアイスを使って遺体が傷まない対策などをする風習がないため、24時間以内に埋葬をする形になったのだと考えられます。
亡くなって即日で埋葬しなければならないので、喪主や遺族が忙しい1日を過ごすことになることは想像するにたやすいのではないでしょうか。
ただ、ブラジルには日系人の方がいらっしゃることもあり、一部の日系人や東洋人の方は火葬を行うケースもあります。
ブラジルではカトリック式のお葬式
ブラジルは、カトリック教の信者が多いことから、基本的にはカトリック式のお葬式が行われています。
教会などに神父が来てミサを行うお葬式です。
この際に讃美歌などを歌います。
24時間以内に埋葬しなければならないので、葬儀も非常に忙しないものです。
親戚や友人、知人、近所の方に対して亡くなった事実が知らされます。
ただ、特に葬儀に関してはいつから始まるかについては案内がないため、出棺する1時間ほど前から参列し、棺に花を入れて故人を偲ぶことになるのです。
神父によるミサが行われた後、埋葬の時間になったら、車を使って墓地へ出向いて埋葬されます。
ブラジルというと、やはりカーニバルというイメージも強いので、賑やかなお葬式を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、実はカーニバルのように曲が流れるようなこともなく、食事も一切なく非常に静かな葬儀が行われています。
ブラジルでのお葬式での服装は?
ブラジルでのお葬式は、特にこれといった服装の決まりが定められていません。
そのため、大半の方が日常的に来ている服を着て参列します。
また、香典についても日本のような習慣がありませんので、持参する必要はないです。
故人のもとに出向いて、お悔やみの言葉で伝えるだけで十分です。
そのため、日本と比べて堅苦しい印象のない葬儀内容になっています。
まとめ
いかがでしたか。
ブラジルのお葬式は、意外にも日本のように静かに執り行われるものの、そのスピードはかなりスピーディーで、24時間以内に埋葬するなど、あわただしい式になるのが通例です。
ただし、香典の用意もなく服装も自由ですので、気軽に訃報を聞いた後に参列できるという点では、突然の訃報にも周りもすぐに対応しやすいといった環境が整っている国だと言えるでしょう。
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