【葬儀の世界】さまざまな宗教があるロシアの葬儀事情
国土面積が広くて、多民族国家のロシアにはさまざまな宗教や人種が暮らしています。
そんなロシアで葬儀に参列することになった際には、どのように振る舞ったら良いのでしょうか。
ロシアの冠婚葬祭事情に詳しくないと、いざという時に困ってしまうこともあるでしょう。
そこで、本記事では、ロシアの葬儀の流れ、葬儀に参列する際の服装やマナーなどをご紹介していきます。
ロシアの宗教はロシア正教が多数派
ロシアの宗教は、ロシア正教が多数派です。
そのため、葬儀はロシア正教スタイルで執り行われるケースが高いでしょう。
少数派ですが、ロシア国民の中にはイスラム教、仏教、ユダヤ教などの宗教を信仰する人たちもいます。
葬儀に参列する前に、宗教について把握しておくことをおすすめします。
ロシアの葬儀の流れ
ロシアの葬儀のスタイルは宗派によってさまざまです。
ここでは、ロシア正教の葬儀の流れをご紹介していきます。
ロシア正教では、葬儀のことを「埋葬式(まいそうしき)」と呼んでいます。
埋葬式が執り行われるのは死後3日目です。
3日目に埋葬する理由は、死後3日間は亡くなった方の魂が家族のそばにいると考えられているからです。
その間、ご遺体は病院の霊安室で安置されることになります。
ご遺族や親族たちは、葬儀社の手配を行ったり、棺や追善供養の場所を選んだりなどの準備を行います。
埋葬式の日に、霊安室から自宅、教会、葬儀会館などへご遺体を移して、そこで葬儀が執り行われるという流れが一般的です。
埋葬式では、亡くなった方の親戚、友人、知人などが駆け付けて、花をたむけて別れを告げます。
司祭によるお祈りなどの終わると、棺を墓場まで運んで埋葬します。
なお、ロシアでの埋葬方法は土葬が主流です。
埋葬式の後は、食堂などの会場で追善供養(パミーンキ)が行われます。
その際には、食事やウォッカなどが振る舞われることがあります。
葬儀に参列する際の服装
参列者の服装については、特にルールはありません。
派手な色合いの服は避けて、ブラックのようなダークトーンの色の服を選んでおくと良いでしょう。
日本のようにわざわざ喪服を用意する必要はないため、ダークカラーのスーツやスカートなどでもかまいません。
ロシアの冬は非常に冷え込みますので、コートなどの温かい服装で参列すると良いでしょう。
葬儀のマナー・香典は必要?
ロシア正教の教会に入る際には、男性は帽子を取り、女性は頭をショールなどで覆うのがマナーです。
ロシアの葬儀では、日本のように香典としてお金を渡す習慣はありませんが、葬儀費用の助けのために、お金を集めるケースもあるようです。
まとめ
ロシアの宗教は、ロシア正教が多数派です。
ロシア正教の葬儀は、亡くなってから3日に埋葬式が行われるのが一般的です。
参列時の服装は、ダークトーンの服を選びましょう。
ただし、ロシアは国土が広く、いろいろな民族が暮らしているため、同じロシア正教でも地域によって葬儀のスタイルが異なることもあります。
マナーや服装などが気になる場合は、身近な人に聞いてみると良いでしょう。
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