ガーナ共和国の葬儀の流れや服装のマナーなどをご紹介
ガーナ共和国は、西アフリカに位置する国です。
チョコレートの原料となるカカオ豆の栽培が盛んなことで知られています。
本記事では、そんなガーナ共和国の葬儀の流れ、参列時の服装のマナーなどについてご紹介していきます。
ガーナ共和国の葬儀の流れ
最初に、ガーナ共和国での葬儀の流れについて見ていきましょう。
ガーナ共和国はキリスト教が多い
ガーナ共和国で信仰されている宗教は、キリスト教、イスラム教、伝統的な宗教などです。
国民の約70%がキリスト教徒ですが、ガーナの北部にはスラム教徒が多く暮らしています。
そのため、故人が信仰していた宗教や地域によって、葬儀のスタイルが異なる可能性が高いでしょう。
葬儀が行われるのは死後しばらく経ってから
ガーナ共和国の葬儀は、亡くなってからしばらく経ってから行われます。
死後から2~3ヶ月が経過した土日に葬儀が執り行われるケースが多いようです。
場合によっては、死後から半年後ほどの期間を空けてから葬儀が行われるケースもあります。
それだけ長い期間を空ける理由については、葬儀の費用の問題、棺桶の制作に時間がかかるといった事情があるようです。
ガーナ共和国では、人が亡くなると新たな人生が始まると考えられています。
一般人の場合でも、年収の半分相当の費用をかけて、数ヶ月ほどの準備をしてから葬儀を執り行うケースが珍しくありません。
葬儀までの間は、ご遺体を専用の冷凍庫で保管しておきます。
歌って踊る
ガーナ共和国の葬儀の特徴は、歌ったり、踊ったりすることです。
葬儀は、亡くなった人の次の人生の門出を祝うためのものだと考えられているからです。
葬儀の参列者たちは、楽器を演奏したり、棺桶を担いだりしながら踊って過ごします。
ダンサーを招待して、盛大に祝うこともあります。
ガーナ共和国の葬儀は、日本のように細かいタイムスケジュールが決められていないため、朝まで続くケースもあるようです。
葬儀は3日ほどかけて執り行われます。
ガーナの葬儀に参列する際の服装
ガーナ共和国の葬儀では、白黒、茶色、赤黒などの服を着用するのが基本です。
早くに亡くなった人の葬儀では、流れた血を惜しむという意味を込めて赤黒の服を着用します。
反対に長寿で亡くなった人の葬儀では、長寿祝いの意味を込めて、白黒の服を着用するケースが多いようです。
ガーナ共和国で葬儀に参列する際には、亡くなった方の年齢も考慮して、適切な服装を選ぶと良いでしょう。
まとめ
ガーナ共和国の葬儀は、死後から数ヶ月ほどが経過してから執り行われるケースが多いです。
死後から新しい人生が始まると考えられているため、葬儀は賑やかに祝うのが特徴です。
歌ったり、踊ったりしながら、故人様を盛大に送り出します。
葬儀の服装については、日本の葬儀のように喪服やダークスーツを着用しなければならないというルールはありません。
ガーナ共和国で葬儀に参列する場合は、白黒、茶色、赤黒などの服を用意しておくと良いでしょう。
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