グアテマラの葬儀の流れをご紹介
グアテマラ共和国は、中央アメリカにある国です。
メキシコ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドルなどの国々と隣接した場所に位置しています。
グアテマラといえば、マヤ文明の発祥地やコーヒーなどをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなグアテマラ共和国の葬儀の葬儀についてご紹介していきます。
グアテマラ共和国はキリスト教徒が多い国
グアテマラ共和国の人口は約1,735万人です。
国民のほとんどがキリスト教徒であり、カトリックやプロテスタントなどを信仰しています。
そのため、グアテマラ共和国の葬儀は、キリスト教スタイルで執り行わるケースが多いです。
グアテマラ共和国の葬儀の流れ
ここでは、グアテマラ共和国で葬儀がどのように行われているのかをご紹介していきます。
自宅で通夜を執り行う
グアテマラ共和国では、人が亡くなると自宅で通夜が執り行われます。
その際には、家の入り口にリボンをかけておきます。
リボンがあることによって、その家で誰かが亡くなったということが一目でわかるようになっているのです。
亡くなった人の家にはたくさんの弔問客が訪れます。
グアテマラ共和国では、亡くなった人と面識がない人がご遺族を慰めるために家を訪れることもあります。
親族や近所の人たちは、弔問客に対して食事を提供するのが習慣です。
教会から墓地までの大行列ができる
教会でミサと呼ばれる祭儀を行った後は、墓地まで徒歩で移動します。
棺を乗せた車を先頭にして、みんなで大行列を作って墓地へ向かうのです。
その間は通行止めとなってしまうため、車は通り抜けることができません。
埋葬は土葬が基本
キリスト教の埋葬方法は土葬が原則です。
キリスト教では、最後の審判の日に亡くなった人のこれまでの生き方が審判され、天国と地獄のどちらへ行くのかが決まると考えられています。
ご遺体を火葬にしてしまうと、最後の審判の日に魂が戻る器がなくなってしまうと考えるため、土葬で埋葬する必要があるのです。
キリスト教徒が多いグアテマラ共和国でも、土葬が主流となっています。
ご遺体を埋葬した後は、亡くなった人への別れの言葉を継げたり、お花をお供えしたりして葬儀が終了となります。
カラフルなお墓
日本の墓地は暗くて怖い印象がありますが、グアテマラ共和国の墓地は明るい雰囲気となっています。
墓石には、イエローやグリーンなどのペイントが施されており、カラフルな印象です。
まとめ
グアテマラ共和国では、人が亡くなると、自宅の入り口にリボンをかけて通夜が執り行われます。
故人様との面識の有無にかかわらずたくさんの弔問客が訪れるのが、グアテマラ共和国の葬儀の特徴です。
親族や近所の人たちは食事を準備しておき、自宅を訪れた弔問客に対して振る舞います。
墓地までの大行列ができることも、グアテマラ共和国の葬儀の特徴です。
もしも、グアテマラ共和国で葬儀の大行列を見かけたら、のんびりと待ってみると良いでしょう。
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