葬儀の後に9日間のレソが特徴的なパラグアイの葬儀について
パラグアイは南米に位置する国でボリビア、ブラジル、アルゼンチンに囲まれている国です。
南米というと遠い国という気もしますが、日本の移民も多い国で日本とも馴染みが深い国です。
遠いようで意外と日本と馴染み深い国、パラグアイの葬儀について見ていきましょう。
日本と似ている?パラグアイでの通夜から葬儀まで
日本においては、人が亡くなったら通夜があり次の日に葬儀があります。
パラグアイにおいても日本の通夜にあたるお別れ会において、亡くなった方への最後の挨拶をするのです。
パラグアイにおいても、明くる日に葬儀があります。
日本の場合は、無宗教とはいえどクリスチャンの方や仏教ではない宗教の信者ではない限りは、お寺のお坊さんに来てもらって葬儀をするケースが多いです。
パラグアイは人口の9割がローマ・カトリック教会の信者ですので、協会に則った葬儀が行われます。
パラグアイにおいては、葬儀ではなくミサが行われるのです。
パラグアイの葬儀の後は土葬に
パラグアイでは土葬が一般的ですので、日本の葬儀にあたるミサの後に土葬をする流れになります。
日本では火葬で骨を拾うことで、亡くなられた方とのお別れを実感しますが、土葬においては埋葬される様子を見て気持ちの整理をつける方も多いです。
埋葬した後に9日間のお葬式?パラグアイのレソ
日本と大きく違うところは、埋葬された後に、9日間にも及ぶ葬式にあたるレソがあることです。
もちろん、9日間ぶっ通しではなく決まった時間に開催されます。
地域によって違いはあるものの、1日目ははじめに歌を歌うなどもあります。
日本においては、今は親族の方に限定して行われることがありますが、パラグアイのレソにおいては親族、知人に限らず街の人も対象です。
したがって、レソの後にパウンドケーキ、ジュースなどを配ることもしますが、100食分から150食分など、用意する数も半端ではありません。
さらには、最終日には昼食が振る舞われるなど、日本の葬儀以上の大変さがあります。
中には、お金を貯めてからレソを行うという家庭もあると言われています。
良い点を挙げると、その分人と人とのつながりが深く、心を込めた葬儀が行える点があると言えるでしょう。
日本においても、昔は広い自宅で葬儀が行われ、地域の人を呼んで葬儀を行いました。
今は簡素化されて葬儀場で家族のみで行う形が増えましたが、葬儀の時に地域の方を呼ぶ点においては昔の日本と同じと言えるでしょう。
日本のようにパラグアイにも法事のようなものがある?
一応日本の法事にあたるような行事を毎月行うことはあるのですが、財力によりけりで必ずではないと言われています。
仮に毎月行うとしたら肉料理を街の人にも配るので、やはり100食分を準備する必要があり、お金も手間もかかる一面があるのです。
まとめ
パラグアイは、日本の葬儀と比べても日数がとても多く、お金も手間もかかる一面があります。
一方で、町の人にもレソに呼び、軽食や肉料理などを振る舞う点を見ると地域のつながりも深く、人と人との絆が深い一面があると言えるでしょう。
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