セネガル共和国の葬儀の流れ・服装や香典などのマナーをご紹介
セネガル共和国は、アフリカ大陸の最西端に位置する国です。
国土面積は日本の半分ほどで、国民の多くが農業に従事しています。
今回は、そんなセネガル共和国の葬儀事情についてご紹介していきます。
セネガル共和国の宗教
セネガル共和国は、イスラム教徒が多い国です。
全人口の96%がイスラム教徒となっています。
キリスト教は3.6%、伝統宗教は0.3%です。
このように、イスラム教徒が大多数を占めているため、セネガル共和国で葬儀に参列する場合はイスラム教式である可能性が高いでしょう。
セネガル共和国の葬儀の流れ
ここでは、セネガル共和国で行われているイスラム教式の葬儀の流れをご紹介します。
死亡診断書の発行
人が亡くなると医師による検死が行われて、死因を証明する書類が発行されます。
役所に申請して埋葬許可証を取得するのが一般的です。
ただし、農村部では、死亡診断書の発行や埋葬許可証の取り付けなどが厳密に行われないケースもあります。
ご遺体の洗浄
イスラム教では、埋葬する前にご遺体の洗浄を行います。
洗浄を行うのはモスクの裏などです。
洗浄専用のスペースへご遺体を運んだ後、専任の人が洗浄を行います。
亡くなった人が男性の場合は、男性の遺体洗浄人、女性が亡くなった場合は女性の遺体洗浄人が担当します。
ご遺族は、遺体洗浄人へ謝礼を渡して洗浄をお願いするのです。
ご遺体の洗浄が終わった後は白い布にくるみます。
埋葬
ご遺体を白い布でくるんだ後は、墓地へ運び埋葬します。
イスラム教の埋葬方法は、土葬が主流となっています。
埋葬を行うのは、亡くなった人の親族の男性たちです。
女性は、埋葬に関わることができません。
埋葬の際には、イスラーム教徒の共同体指導者であるイマームが祈祷を行います。
葬儀
埋葬が終わった後は葬儀を行います。
日本の葬儀と異なり、御遺体なしの状態で葬儀を執り行います。
亡くなった方の友人、知人、近所の人たちが弔問に訪れるのは、死亡当日から数えて3日目と8日目です。
その際には、はイマームが弔問に訪れて、祈祷や説教を行います。
また、弔問客に対しては、「チェブ・ヤップ」と呼ばれるごちそうが振る舞われます。
葬儀参列時の服装
セネガルの葬儀では、日本のように喪服を着る習慣がありません。
華美なデザインは極力避けて、地味な服装にしておけばマナー違反にはならないでしょう。
弔問する際には、ご遺族に対して香典を渡します。
香典の額はお気持ちで構いません。
農村部では、お金の代わりにお米や布など品物を渡すケースもあります。
地域性を考慮して、香典の額や持参するものなどを決めると良いでしょう。
まとめ
セネガル共和国は、イスラム教徒が多い国であるため、葬儀はイスラム教式で行われるケースがほとんどです。
亡くなったらすぐに洗浄をして白い布に包み埋葬するため、葬儀はご遺体なしで執り行われます。
葬儀では、弔問客に対してごちそうが振る舞われます。
葬儀に参列する際には、華美な服装を避けて、香典や品物などを持参すると良いでしょう。
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