【葬儀の世界】笑いも起こるような比較的カジュアルなお葬式が行われるニュージーランド
南半球の小さな島国でありながら、雄大な自然を誇るニュージーランドですが、日本から遠く離れているだけあってやはり葬式の文化も大きく異なります。
今回は、ニュージーランドの葬儀はどのように執り行われているのかについて見ていくことにしましょう。
比較的明るいお葬式が実施される
ニュージーランドでは、亡くなった故人の人生を祝福するといった意味が込められたお葬式が行われています。
そのため、日本のように安らかで静かなお葬式が行われるという形ではなく、故人にゆかりのある方が集まってこれまでの思い出を語り合いながら、たまにジョークを飛ばしてみたりなどして楽しく見送るようなお葬式が行われていくのです。
さらに、故人のスライドショーが作成されて披露されることや歌を披露するような葬儀内容で行われます。
お葬式の後は教会などの横に設けられた会場で食事をしながら参列者でちょっとした歓談が行われています。
服装については、厳しい決まりは特にありません。
基本的に日本のように黒い服を着用して目立たないようにしていれば問題ないでしょう。
ニュージーランド独特のハカとは?
ハカといってもお墓のハカではありません。
恐らく2019年に開催されたラグビーW杯でもニュージーランドによるハカと呼ばれる舞を拝見したことがある方も多いのではないでしょうか。
ハカは、ニュージーランド国内で卒業や結婚式、そしてお葬式といった人生の節目などで行われている戦闘の舞です。
ニュージーランドで暮らしているマオリ人たちの文化として、このハカという舞を踊ることで、魂で彼らの祖先とつながり、さらには仲間とつながるということができると信じられているからです。
実際に、ニュージーランドのラグビー元ニュージーランド代表だったジョナ・ロムー氏が亡くなった際も、葬儀の中でハカで彼を送ったとされています。
葬儀の際は遺族へカードやお花を贈る
ニュージーランドでは、日本のような香典の習慣はありません。
その代わりに、誕生日、出産などあらゆる人生節目の行事があるとその度にカードを贈るといった習慣があります。
そのため、故人が亡くなったという連絡を受けたらすぐに遺族へカードを贈るのが通例です。
カードは葬儀が行われる日に手渡ししてもかまいません。
カードは、スーパーなどでも購入できるものであり、個人で贈るだけでなくグループで贈ることもできます。
そのため、もし葬儀に参列できない場合は、葬儀に参列できる方と一緒に送ってもらうことや式の前に送っておくのもおすすめです。
また、親しい方に関しては、カードだけでなくお花を一緒に添えて送ることもよくあります。
白菊などのような日本の供花とは異なり、花はどんなものでもかまいません。
故人が生前好きだった花を添えるのもおすすめです。
まとめ
ニュージーランドでは、国独特の文化としてハカを舞って故人を贈り出すことやスライドショーを披露して楽しい思い出を語り合う比較的カジュアルで明るいイベントです。
お知らせは新聞やWebサイトにあるお悔やみ欄で確認して参列することになります。
随時チェックしておき、参列の際の喪主からの要望が記載されているケースもあるのでよくチェックしておきましょう。
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