トルコ共和国の葬儀の流れや埋葬法についてご紹介
トルコ共和国は、ヨーロッパ大陸とアジア大陸の両方にまたがった場所にある国です。
オスマン帝国時代からトルコと日本は交流を続けてきました。
トルコ共和国に対して、親日国というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、トルコ共和国の葬儀事情についてご紹介していきます。
トルコ共和国の葬儀
最初に、トルコ共和国の宗教や葬儀の流れについて見ていきましょう。
トルコ共和国の宗教はイスラム教が多数派
トルコで信仰されている宗教は、イスラム教(スンニ派・アレヴィー派)、ギリシャ正教、アルメニア正教、ユダヤ教などです。
これらのうちで最も信者が多いのはイスラム教です。
国民の9割以上がイスラム教を信仰しています。
そのため、トルコ共和国で葬儀に参列する場合は、イスラム教式である可能性が高いでしょう。
イスラム教では亡くなるとすぐに埋葬する
イスラム教の葬儀では、人が亡くなるとすぐに埋葬します。
トルコ共和国も同様で、その日のうちに埋葬されるケースが多いようです。
近親者の到着を待つなどの事情で、1~2日程度空けてから埋葬することもあります。
ケフェンに包んで埋葬
埋葬前に遺体をお浄めします。
イスラムでは、お浄めをせずに埋葬された遺体は天国へ行けないと考えられているからです。
お浄めが終わると、ケフェンと呼ばれる白い布に遺体を包みます。
ケフェンは天然素材のもので、縫い目や装飾品がないものを用いなくてはなりません。
生まれたままの姿で遺体を土に還すというイスラムの教えがあるからです。
日本の葬儀のように死化粧を施したり、故人様の愛好品など一緒に埋葬したりといった習慣はありません。
ケフェンでご遺体を包んだら棺へ納めます。
その後、棺を霊柩車へ乗せて墓地に向かうという流れです。
埋葬方法は土葬
イスラム教の埋葬方法は土葬です。
イスラム教徒が多いトルコ共和国でも土葬が主流です。
土葬の際には、頭がメッカの方角へ向くようにして埋葬します。
礼拝堂で
埋葬が済んだ後は、礼拝堂へ移動します。
礼拝の時間を過ごしたり、軽食を取ったりして過ごします。
葬儀参列時のマナーや服装
最後に、トルコ共和国の葬儀に参列する際のマナーをご紹介します。
香典は不要
トルコ共和国の葬儀では、香典の習慣がありません。
お金を持参してもお断りされる可能性が高いでしょう。
地味な服装で参列したほうが良い
トルコ共和国では、日本のように喪服を着るという文化がありません。
華美な服装や露出の高い服装は控えておけば、マナー違反とはならないでしょう。
女性は、念のためにスカーフを持参しておくと良いでしょう。
まとめ
トルコ共和国では、イスラム教式で葬儀が行われるケースが多いです。
ご遺体を丁寧にお浄めしてから、ケフェンと呼ばれる白い布に包み、棺に入れて埋葬します。
埋葬方法は土葬です。
イスラム教徒の聖地であるメッカに向けて埋葬します。
日本のように喪服を着る文化がないので、葬儀に参列する際は地味な服装にしておけば問題はないでしょう。
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