葬祭費補助金制度とは 葬儀にまつわる補助金や給付金を解説

query_builder 2023/12/13
葬儀後に行う事
葬儀会館イラスト

葬祭補助金は、国民健康保険や社会保険の加入者が亡くなった際、葬儀または埋葬を行った人に対して支給されるお金です。決して安くはない葬儀の費用を補助してくれる重要な制度ですが、申請しなければ受け取れないため、知らないと損をしてしまいます。

葬祭補助金制度とは

葬祭補助金制度とは、国民健康保険や社会保険の加入者が亡くなった際、喪主などの葬儀・埋葬を行った人に給付金が支給される制度です。

葬祭補助金は大きく「葬祭費」と「埋葬費(埋葬料)」に分けられ、それぞれ申請先や受け取れる金額などが異なります。

いずれも申請をしなければ受け取れないお金で、少なくない金額なので忘れないようにしましょう。

葬祭費の対象になる方

葬祭費は、故人が国民健康保険、国民健康保険組合、後期高齢者医療制度の加入者だった場合に、葬儀を執り行った人(喪主)に対して支給される給付金です。

葬儀後に各自治体に申請することが条件となり、金額は自治体によって異なります。東京都ではおおよそ5~7万円、神奈川県や千葉県では5万円程度となっています。

申請期限は、葬儀を執り行った日から2年以内となります。

葬祭費の対象とならない場合

葬祭費の支給は「葬儀を行うこと」が条件となるため、火葬のみの場合は葬祭費を支給しないとする自治体もあります。

対応は自治体ごとに異なり、近年の多様化する葬儀に対して足並みが揃っていないのが現状です。火葬式(直葬)をご希望の方は、事前に役所へ問い合わせることをおすすめします。

また、第三者の過失によって亡くなるなどして、葬儀にかかる費用を賠償されている場合も葬祭費は支給されません。

葬祭費の申請方法

故人が住んでいた自治体、または加入先の組合に対して申請を行います。申請方法の詳細は各自治体によって異なるため、事前にホームページや問い合わせなどで確認するとよいでしょう。

【申請時に必要なもの】
・故人の保険証
・葬儀の領収書
・印鑑
・通帳など(振込口座の確認)

埋葬費(埋葬料)の対象になる方

埋葬費(埋葬料)は、故人が社会保険や共済組合の加入者だった場合に、埋葬を行った人に対して支給される給付金です。

葬儀後に勤務先の健康保険組合または社会保険事務所で手続きすることが条件となり、金額はいずれも5万円です。

埋葬費(埋葬料)は埋葬までにかかった費用が対象となるため、葬祭費のように「火葬のみでは支給されない」といった心配はありません。

申請期限は、故人の死亡日から2年以内となります。

埋葬費(埋葬料)の申請方法

故人の勤務先の健康保険組合または社会保険事務所に対して、申請を行います。埋葬費・埋葬料で申請方法も異なるため、確認のうえで書類などを集めましょう。

【申請時に必要となる主なもの】
・故人の保険証
・葬儀の費用がわかるもの(領収書など)
・住民票
・埋葬許可証や死亡診断書のコピー
・印鑑
・通帳など(振込口座の確認)

その他の葬儀にまつわるお金

葬儀では葬祭費や埋葬費以外にも、受け取れる可能性のあるお金があります。


葬祭扶助

葬祭扶助は、故人が生活保護受給者で、第三者が葬儀を執り行う際に支給される給付金です。また、喪主が生活保護を受けており、葬儀費用を用意できない場合にも対象となります。

葬祭扶助は葬儀の前に申請する必要があり、故人が住んでいた市区町村の役所で手続きを行います。

金額は子どもの場合で164,800円以内、大人の場合で206,000円以内が基準額となりますが、自治体により上限額が異なる場合もあります。

弔慰金

弔慰金は、故人が勤務していた会社から支給されるお金で、福利厚生のひとつです。支給の条件は企業によって異なり、金額は勤続年数や功績などによって決められます。

弔慰金は必ずしも葬儀などに用いる必要はなく、生活費などに充ててもよいお金です。

なお、弔慰金の支給は義務ではないため、必ず受け取れるものではありません。

まとめ

葬祭費補助金制度は、基本的に申請しなければ受け取れないお金であり「知らないと損をする」制度です。

葬儀はどんなに費用を抑えても、決して少なくはないお金が必要となりますので、忘れずに葬祭費補助金を受け取るようにしましょう。

「とむらび」ではこうした葬儀にまつわる役立ち情報もお伝えし、後悔のないお見送りになるようサポートいたします。葬儀の費用面でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。


筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」代表取締役 平井旭彦


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が葬儀業界歴20年の中で感じていた『ご遺族に寄り添った葬儀・お葬式を低価格提供し、故人様らしい花祭壇で彩るサービスをしたい。』との思いから、2016年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。

※川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

NEW

  • セネガル共和国の葬儀の流れ・服装や香典などのマナーをご紹介

    query_builder 2024/07/13
  • 紅茶の国スリランカの葬儀事情とは

    query_builder 2024/07/12
  • ゆりかごから墓場までスウェーデンの葬儀事情

    query_builder 2024/07/12
  • ザンビアの葬儀はどのように行われている?

    query_builder 2024/07/11
  • イスラム教の聖地であるサウジアラビアの葬儀

    query_builder 2024/07/11

CATEGORY

ARCHIVE