遺影写真を準備する方法 選び方のポイントや注意点は?
遺影写真を準備しておくことは遺族の負担軽減になり、終活の浸透や高画質なカメラが身近となったことからも、ごく当たり前のことになってきています。
遺影写真を準備する方法と、遺影写真を選ぶ際のポイント・注意点を確認して、最良の一枚を用意しましょう。
遺影写真の準備
葬儀の準備のなかでも、遺影写真は遺族が主体となって選ぶものです。ただ近年では、終活の一環として元気なうちに自分の遺影写真を準備する方が増えており、準備しておく方法への関心が高まっています。
遺影写真を前もって準備しておくと、遺族がアルバムを掘り返して写真を探す手間が省けて、葬儀の準備がひとつ楽になります。
実は遺影写真に厳密なルールなどはないので、前もって準備しておくことに越したことはないのです。
遺影写真を準備(撮影)する方法
遺影写真を準備(撮影)する方法は、大きく3つに分けられます。
自分で準備(撮影)する
昨今では、携帯電話(スマートフォン)で遺影写真を用意できないかと考える方が増えています。実際、近年のスマートフォンは下手なカメラよりも高画質で撮影できるため、十分に遺影写真として用いれます。
総務省の調査によれば、スマートフォンの世帯普及率は8割を超えるといわれており、ほとんどの世帯が高画質のカメラを保有しているともいえます。
参考:総務省「令和3年版 情報通信白書」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd111100.html
最近では高価なソフト(アプリ)を買わずとも、パソコンやスマートフォンで簡単な写真の加工ができますので、前もって遺影写真を用意しておき、葬儀社にデータを渡すだけというご家庭も増えています。
写真スタジオで撮ってもらう
終活が一般的となったこともあり、ほとんどの写真スタジオで遺影写真用の撮影を行っています。
日常生活であまり写真を撮る(撮られる)習慣がない方は、人生最後の一枚をプロに任せるのもよいかもしれません。
相場は1万~2万円ほどで、地域によっては数千円の格安スタジオもあるようです。
終活イベントで撮ってもらう
プロの手で撮ってほしいけれど、あまりお金をかけたくないという方は、終活イベントを探してみましょう。
「遺影写真の撮影会」は終活イベントの定番企画のひとつで、安価な費用でプロのカメラマンが遺影用の写真を撮影してくれます。
ただ、どの終活イベントでも行っているわけではなく、コロナ禍以降は実地でのイベントも難しくなっているため、長い目で探してみるとよいでしょう。
遺影写真の選び方のポイント
遺影写真を準備しておく際に気になるのが、良い遺影写真の選び方ではないでしょうか。遺影写真に特別なルールはありませんが、気を配るとよいポイントや注意点をお伝えします。
故人の人柄が感じ取れる写真
遺影写真では、故人の人柄が感じ取れる写真が良いとされます。笑顔でも、真面目な面もちでも構いません。
以前は和装が一般的でしたが、実は服装にもとくにルールはありません。
「表情は良いけれど服装が気になる」といった場合、合成で修正することもできます。ただ、合成を自然に行うには技術が必要ですので、専門の業者へ依頼するほうがよいでしょう。
画素数に気をつける
遺影写真を撮影する際に気をつけなければならないのが、画素数です。良いカメラを使っていても、たくさん写真を保存するために画質を落として撮影していると、現像したときにぼけてしまう場合があります。
データの形式や葬儀時に用いる写真のサイズなどは、葬儀の形式や葬儀社によって異なります。事前相談などで確認しておくのがよいでしょう。
ちなみに、祭壇に飾る際に一般的な四つ切りサイズ(25.4cm×30.5cm)では、1000万画素相当が必要といわれています。性能的には、10年ほど前のスマートフォンのカメラでも満たしているはずですので、よほど古い機種を使っていない限り問題はないはずです。
できるだけ新しい写真
いくら良い写真でも、数十年も前の写真を遺影に使うとやはり違和感があります。できるだけ新しい写真から選びましょう。
ただ、病院や施設に入ってからは写真がないといった事情もあると思いますので、撮影の時期よりは写りの良さを優先するとよいでしょう。
グループ写真でも大丈夫
遺影写真は、故人ひとりで写っている写真でなくても問題はありません。グループ写真から故人だけを切り抜き、遺影写真として用いるのは技術的に容易なことだからです。
行事で家族が集まったときや、旅行へ行ったときなど、少し意識して撮影してみるとよいでしょう。
ただ、あまりにも遠巻きの集合写真だと、拡大して切り抜きを行うため画質が大きく損なわれます。よほど高画質のカメラで撮影していない限り遺影写真としては用いれないので、注意しましょう。
まとめ
終活の浸透や高画質なカメラが身近になったことから、遺影写真は自分で準備するのが一般的になりつつあります。
どのように遺影写真を選べば(撮れば)よいか疑問がありましたら、お気軽に「とむらび」までお問い合わせください。
筆者の経歴
花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が葬儀業界歴20年の中で感じていた『ご遺族に寄り添った葬儀・お葬式を低価格提供し、故人様らしい花祭壇で彩るサービスをしたい。』との思いから、2016年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。
※川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。
弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。
併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。
それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。
弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。
おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。
葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ
相談サロン:
〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬9丁目3-14 弥生ビル 1F
24時間 受付 365日対応
【事前相談無料】
TEL:0120-974-806
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FAX:044-750-8544
最寄駅:鷺沼駅から徒歩10分
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家族葬、一日葬、一般葬、火葬式、直葬など様々な葬儀プランをご提案しており、葬儀費用や価格について相談・質問を承っております。
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