葬儀の後飾りとは?役割や飾り方、処分方法を解説

query_builder 2023/12/10
葬儀の流れ
後飾りのイラスト

葬儀を終えて火葬されたあと納骨までの間、自宅に「後飾り」を設置し故人を供養します。
仏壇と異なり馴染みがなく、役割や飾り方がわからない方も多いのではないでしょうか。


「後飾り」は、故人を一時的に祀るための大切な祭壇です。


本記事では、葬儀の後飾りについて、以下の点を解説します。


・後飾りについて(期間・場所・設置方法)
・後飾りの飾り方
・後飾りの処分方法


後飾りについて知っておきたい内容を紹介しますので、参考にしてください。

葬儀の後飾りとは

後飾りとは、火葬を終え自宅に戻ってきた故人の遺骨を一時的に安置し祀るための祭壇です。
後飾りはほかにも「自宅飾り」や「中陰壇(ちゅういんだん)」、「後壇(あとだん)」などと呼ばれます。


後飾りは故人の遺骨を安置するだけでなく、通夜や葬儀に参列できなかった人たちが弔問するための場所として大切な役割を果たします。

後飾りの設置期間

後飾りを設置する期間は、火葬後から忌明けや埋葬される日までが一般的です。


【宗教別設置期間】


・仏式:四十九日
・神式:五十日祭
・キリスト教:追悼ミサ(カトリック)・昇天記念日(プロテスタント)


後飾りの別の呼称である「中陰」とは、成仏するまでの期間を指します。


この世とあの世でさまよう故人の魂を成仏させるまでの間に設置すると考えておきましょう。

後飾りの設置場所

後飾りを設置する場所は、自宅に仏壇があれば仏壇の前や側が望ましいです。
仏壇がない場合は、部屋の北側や西側に置くようにしましょう。


場所を選べないときは、方角をそこまで気にする必要はありません。
生活の妨げにならず、お参りしやすい場所に設置してください。


ただし、遺骨の状態の悪化を防ぐために、直射日光のあたる場所や湿気の多い場所などは避けるようにしましょう。


トイレなどの水回りや玄関といった粗末になるような場所も避け、清潔でお参りしやすい場所を選んでください。

後飾りの設置方法

後飾りは、葬儀のプランに含まれることが多いです。
葬儀のプランに含まれている場合は、葬儀の担当者が後飾りの準備、設置までしてくれます。


もし、プランに含まれていない場合は、オプションで追加も可能です。
打ち合わせで葬儀の内容を決めるときには、葬儀プランに後飾りが含まれているか、追加料金が発生するかを確認しておきましょう。


また、最近ではインターネットで後飾りセットが販売されており、ご自身で用意することも可能です。

後飾りの飾り方【宗教別】

後飾りの設置方法は、宗教や宗派によって異なります。


ここでは、仏式、神式、キリスト教の3つにわけて後飾りの一般的な飾り方を紹介します。

仏式

まず、仏式を紹介します。


【必要なもの】
・白木の祭壇(2〜3段)
・遺影
・遺骨
・白木位牌(仮位牌)
・香炉
・線香
・ろうそく
・生花
・鈴(りん)・鈴棒
・茶器・仏飯器
など


【飾り方】
上段:遺影・遺骨・白木位牌(仮位牌)
下段:香炉・線香・ろうそく・生花・鈴・茶器・仏飯器など


仏式は2〜3段の白木の棚に、遺影や遺骨、位牌などを飾るのが一般的です。
白木でない場合は、白い布をかけます。


祭壇には仏飯や水、お菓子などをお供えします。
仏飯や水は毎日新しいものにし、お菓子や生花はこまめに取り替えましょう。
ろうそくを灯し、線香は絶やさないようにします。


ちなみに、浄土真宗は一般的な仏式と飾り方が異なるため注意が必要です。
浄土真宗は、1段の棚のみ使用し、遺影や遺骨、位牌などを飾ります。

神式

次に、神式を紹介します。


【必要なもの】
・白木の八足の祭壇
・遺影
・遺骨
・霊璽(れいじ)
・榊(さかき)
・三宝(さんぽう)
・徳利
・水玉
・皿
・玉串
・火立
など


【飾り方】
上段:遺影・遺骨
中段:霊璽・榊
下段:三宝・徳利・水玉・皿・玉串・火立など


神式は3段の八足の棚に、遺影や遺骨、霊璽などを飾るのが一般的です。
神式の後飾りは「仮霊舎(かりみたまや)」と呼ばれています。


祭壇には、洗米や水、酒、塩などをお供えします

キリスト教

最後に、キリスト教を紹介します。


【必要なもの】
・小さめのテーブルや台
・遺影
・遺骨
・十字架
・聖書
・生花
・ろうそく
・皿
など


【飾り方】
上段:十字架
中段:遺影・遺骨
下段:聖書・生花・ろうそく・皿など


キリスト教は、とくに決まった形式の飾り方はありません。
小さめのテーブルに白い布をかけ、遺影や遺骨、十字架、聖書などを飾ることが多いです。


お供物もとくに決まりはありませんが、イエス・キリストの聖体であるパンを供えるのが一般的です。

後飾りの処分方法

納骨や埋葬が終わったら、後飾りは処分します。
基本的には、住まいの地域のゴミ分別ルールに従って処分して問題ありません。


葬儀社によっては回収まで行ってくれるところもあります。
ご自身で処分するのが心苦しい場合は、葬儀社に相談してみましょう。


また、処分せずに自宅で保管する選択肢もあります。
後飾りの祭壇は、初盆や一周忌での再利用も可能です。
処分すべきか保管すべきか迷う場合も、葬儀社に聞いてみるとよいでしょう。


ただし、白木位牌(仮位牌)は本位牌に、仮霊舎は祖霊舎に移し替える必要があります。
ゴミとして処分しないように注意してください。

後飾り処分時の注意点

白木位牌(仮位牌)は、菩提寺に預けお焚き上げをしてもらう必要があります。


白木位牌は「仮」の位牌ですが、享年や戒名が書かれており、故人の魂が宿っているといわれる大切なものです。


ゴミとして処分せず、菩提寺にお焚き上げを依頼しましょう。


故人の魂は、四十九日法要の「位牌開眼(いはいかいげん)」によって、仮位牌から本位牌に移し替えられます。

後飾りについてよくある質問

ここでは、葬儀の後飾りについてよくある質問に回答します。

後飾りにはどんなお供物をしたらよいですか?

お供物は宗教や宗派によって異なりますが、おもに以下のようなものを供えるとよいでしょう。


仏式:仏飯、水、お菓子など
神式:洗米、水、酒など
キリスト教:パン、お菓子など


上記が一般的ですが、故人が好きだったものをお供えしてかまいません。
お菓子や果物、お酒など、故人が生前に好きだったものをお供えしてあげましょう。


仏飯や水は毎日取り替え、お菓子や果物は様子を見ながら管理してください。

火葬後に納骨まで済ませてしまいましたが、後飾りは必要でしょうか?

後飾りは、火葬後に戻ってきた遺骨を納骨まで一時的に安置する目的で設置されるため、納骨まで済ませた場合は基本的に不要です。


ただし、四十九日までは故人の魂がこの世にいると考えられており、納骨を済ませていても後飾りを設置して供養したほうがよい場合もあります。


通夜や葬儀に参列できなかった人が弔問するための場所として、故人を偲ぶ環境を整えることも大切です。


一時的な安置といった目的では不要ですが、宗教的な考えや弔問客への対応もふまえて設置の判断をしていきましょう。

まとめ:川崎市・宮前区の葬儀や後飾りの相談はとむらびへ

本記事では、葬儀の後飾りについて、以下の点を解説しました。


・後飾りについて(期間・場所・設置方法)
・後飾りの飾り方
・後飾りの処分方法


後飾りは、故人の遺骨を一時的に安置するための祭壇ですが、家族や弔問客が故人を偲ぶ場所としての大切な役割も持っています。


故人をきちんとお見送りできるよう、宗教や宗派に応じた飾り方を参考にしながら正しくお参りしましょう。


川崎市や宮前区の葬儀についてお困りの際は、とむらびにご相談ください。
花屋だからこそできるきめ細やかなサービスで、葬儀をサポートいたします。


今回紹介した後飾りについてもプランの中に含まれており、費用負担少なくご案内可能です。


宮前区にある神奈川サロンでは、葬儀の事前相談を受け付けております。
葬儀のお見積りを事前にお出しすることも可能です。


24時間365日、いつでもご連絡可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。



筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」代表取締役 平井旭彦


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が大手花屋時代に感じた『葬儀を低価格で、ご遺族に寄り添ったお葬式を提供したい。花祭壇を低価格で、故人を沢山のお花で彩るサービスをしたい。』との思いから、2014年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。
併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。
それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。

弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。

葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ 
相談サロン:〒216-0003 神奈川県 川崎市宮前区有馬9-3-14 弥生ビル1F
フリーダイヤル:0120-974-806 24時間 受付 365日対応
TEL:044-750-8543 FAX:044-750-8544 【事前相談無料】
最寄駅:東急田園都市線【鷺沼駅から徒歩10分】Google Maps

川崎市・横浜市・東京都のお葬式、葬儀は花で彩るお葬式「とむらび」に相談ください。
家族葬、一日葬、一般葬、火葬式、直葬など様々な葬儀プランをご提案しており、葬儀費用や価格について相談・質問を承っております。

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