ルーマニアの葬儀の流れを紹介
ルーマニアは、東ヨーロッパに位置する国です。
国土面積は日本の本州と同程度で、人口は約1,900万人です。
ルーマニアといえば、ドラキュラ伝説や古都ブラショフなどをイメージされる方もいることでしょう。
今回は、そんなルーマニアの葬儀事情についてご紹介していきます。
ルーマニアの宗教はルーマニア正教
ルーマニアでは国教は定められていませんが、国民の多くがキリスト教を信仰しています。
キリスト教には、ローマカトリック、ギリシャカトリック、カルヴァン派などがありますが、ルーマニアで特に信者が多いのはルーマニア正教です。
国民の約8割が、ルーマニア正教を信仰していると言われています。
そのため、ルーマニアで葬儀に参列する場合は、キリスト教式である可能性が高いでしょう。
ルーマニア正教の葬儀の流れ
ここでは、ルーマニアで多数派となっているルーマニア正教の葬儀の流れをご紹介します。
ご遺体を水で洗う
ルーマニア正教の葬儀では、家の窓や扉などを開放して、水が入った瓶には蓋をしておくという風習があります。
ご遺体を清める際には水で洗います。
その際に使用した水は、人が近づかない場所へ捨てるのです。
ご遺体が男性の場合は髭を剃り、女性の場合は髪を梳かした後で、両足をハンカチで結びます。
コフィンへご遺体を納める
ルーマニアの葬儀では、ご遺体の安置の仕方に特徴があります。
足は出口の方向に向けて、テーブルに仰向けになるように寝かせて、手にはキャンドルを持たせるのです。
その際には、部屋中の鏡を裏向きにしておきます。
ご遺体はコフィンへ納めます。
コフィンは、ドラキュラの寝床のように、5角形の棺桶のことです。
通夜
通夜の期間は3日間です。
通夜では、ご遺体に持たせたキャンドルに火を灯します。
日本の通夜は静かに過ごしますが、ルーマニアではゲームなどをして楽しく過ごすのが特徴です。
葬儀
葬儀が行われるのは通夜の翌日です。
教会の朗唱師がご遺族などに向けてお別れの歌を歌います。
会葬者には、十字架の形をしたパンが振る舞われます。
参列者全員でパンを食べて死者を弔うのです。
埋葬
葬儀が終わると、ご遺体を埋葬します。
ルーマニアで行われている埋葬方法は土葬が主流です。
日本では火葬率が99.9%となっていますが、ルーマニアではわずか0.3%です。
一通りの葬儀が終わった後、参列者は教会まで来た道と同じ道を通って帰宅します。
まとめ
ルーマニアの葬儀は、ルーマニア正教スタイルが主流となっています。
ご遺体を水で洗い、髪を梳かしたり、ひげを剃ったりした後で、両足をハンカチで結んでから、キャンドルを持たせて棺に納めるのです。
通夜は3日間行われます。
ルーマニアでは、ご遺族とゲームをして、楽しく過ごすのが一般的です。
死を嘆くよりも、その人が生きていたことを大事にするほうが供養になると考えられているのです。
もしも、ルーマニアで葬儀に参列する機会があったら、その習慣に従って過ごしてみると良いでしょう。
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