ギリシャではどのような葬儀が行われているのでしょうか。
宗教の違いをはじめ、国によっても異なる葬儀の特色についてご紹介します。
ギリシャの葬儀の基本スタイル
葬儀は信仰する宗教によっても異なりますが、ギリシャは国教をギリシャ正教(キリスト東方正教)と定めています。
そのため、多くの人々がギリシャ正教徒であり、葬儀は教会で執り行われます。
その後、墓地に土葬で埋葬されるのが基本です。
日本では、法律上土葬は禁止されており、火葬が義務付けられています。
一方、ギリシャではギリシャ正教の教えから火葬が禁じられています。
そのため、葬儀後は土葬されるのが基本です。
伝統的な葬儀
同じギリシャ正教を信仰していても、地域によって葬儀のスタイルに違いがあります。
時代の流れにより、暮らす環境やライフスタイルなどが変化し、伝統的な葬儀を行う地域と、現代風に葬儀会社が取り仕切る葬儀のスタイルが登場しています。
今でも地方では伝統的な葬儀が執り行われるケースが多いです。
教会の鐘が鳴り響き、地域の方が亡くなったことが街中に知らされます。
遺体は葬儀まで自宅に安置され、教会へと運ばれます。
葬儀の進行は教会の司祭が行い、棺の蓋は開いた状態です。
参列者は一人ひとり、故人の額にキスをし、最後の別れを告げる風習があります。
葬儀が終わると、棺を墓地へと運び、埋葬の儀式を行うのが流れです。
埋葬が終わると、遺族の家などに集まり、コーヒーとコリヴァなどのお菓子が振る舞われます。
コリヴァとは、大麦とナッツやレーズンなどのドライフルーツをスパイスと砂糖で絡めたお菓子です。
葬儀の後の集まりに出る定番のお菓子になっています。
さらにその後、親族や親しい友人と会食が行われることも少なくありません。
都市部の葬儀と地域による特色
ギリシャでも都市部では伝統的な葬儀は行われなくなっており、日本のように葬儀会社が遺体の保管から葬儀まで一連の流れをサポートするケースが増えています。
故人や遺族の意思もあり、棺の蓋は閉められた状態で安置されるのが定番化しています。
そのため、お別れを伝える額への最後のキスの風習もありません。
そのほか、同じギリシャ正教徒でも、地域ごとに異なる風習が存在しています。
棺を教会に運ぶ前に故人の自宅に集い、ミロロギアというレクイエムを歌う地域もあれば、年配の女性は葬儀で黒いスカーフを頭に巻く風習のある地域、女性は髪をおろす風習がある地域、葬儀の後、街中の人に食事が振る舞われる地域などもあるのは驚きです。
日本のように香典を贈る風習はありませんが、ステファニアという花のリースを遺族に送ることがあります。
まとめ
ギリシャはギリシャ正教が国教であり、葬儀は教会で執り行われ、埋葬は土葬が基本です。
地方では伝統的な葬儀が行われますが、都市部では現代のライフスタイルなどに合わせ遺族の意向などを反映した葬儀を葬儀社の主導で執り行っています。
地域によっても異なる風習があるのも特徴です。
目次
花で彩るお葬式「とむらび」
住所:神奈川県川崎市宮前区
有馬9丁目3−14 弥生ビル 1F
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