永代供養墓とは どんな種類やデメリットがあるかを解説

query_builder 2023/11/10
葬儀後に行う事
収骨器のイラスト

火葬式や一日葬など、簡略化された葬儀をお求めの方は、永代供養墓について高い関心を持たれる傾向があります。

永代供養墓はお墓にかかる費用を抑えられ、子世代への継承が必要ないお墓だからでしょう。

今回は、永代供養墓にはどのような種類があり、どんなメリット・デメリットがあるかなどを解説していきます。

永代供養墓とは

永代供養墓とは、墓地の運営者(お寺など)が管理と供養を行ってくれるお墓のことです。これは、購入後に親族がお墓を管理・継承していく必要がない、ということでもあります。

また永代供養墓は、墓石代と永代使用料(お墓の土地代)が必要ないため、一般的なお墓を購入するによりも大幅に費用を抑えることができます。

そのため、「お墓を継承する子孫がいない」「お墓にお金をかけたくない」「子どもにお墓を管理する手間を掛けさせたくない」などの希望を持たれる方のあいだで、永代供養墓が選ばれています。

永代供養墓は期限付きのお墓

多くの場合、永代供養墓に遺骨を安置してもらえる期間には上限が定められているため、「期限付きのお墓」と言い換えることもできます。

永代供養墓という名前の印象から「永遠に管理・供養してもらえる」と勘違いされる場合がありますが、永代は「ながい年月」という意味の言葉で、永遠とは異なります。

安置期間については仏教における年忌法要(十三回忌、十七回忌、三十三回忌など)を基準とする場合が多く、霊園によってそれぞれ年数は異なります。

安置期間後は合祀される

永代供養墓では、安置期間を過ぎた遺骨は合祀されます。具体的には、霊園内の合祀区画などで、他の方の遺骨と一緒に埋葬されるかたちになります。

なお、霊園によっては、一部の遺骨を骨壺のまま安置するなど対応は異なります。

一定期間後に合祀されることからも、永代供養墓は「跡取りがいない」など後々にお墓参りに訪れる人が途絶えてしまう方に選ばれる傾向があります。

永代供養墓の名前は多種多様

永代供養墓は霊園・施設によって、名前が異なります。

例えば「合祀墓」「合葬墓」「共同墓」「集合墓」といった呼び方がありますが、基本的には永代供養墓と同じものと考えてよいでしょう。人気が高まっている樹木葬の多くも、永代供養墓の形式を取っています。

また、近年の納骨堂の多くも「運営者が管理・供養してくれる」「期限付きの遺骨安置」といった内容であるため、実質的に永代供養墓の一種として見る向きがあります。

一口に永代供養墓といっても「自然のなかで眠れる」「屋内でお墓参りできる」など多種多様な特徴があり、費用も数十万円単位で異なってくるため、よく下調べをする必要があります。

永代供養墓の種類と費用

永代供養墓の分類のひとつとして、遺骨の安置方法が挙げられます。ここでは、それぞれのタイプの特徴とおおよその費用を解説していきます。

集合安置タイプ

集合安置タイプは、樹木や石碑などのシンボルを中心として、広い区画のなかでそれぞれの骨壺が埋葬される方式です。樹木葬などで採用されることが多く、近年の永代供養墓のなかでも一般的な方式といえるでしょう。

お墓参りをする際は、樹木や石碑などのシンボルに向けて手を合わせるかたちになります。一つの大きな墓石を大勢で共有しているとイメージするとわかりやすいでしょう。

費用の相場は、20万円程度からで、霊園の立地や安置期間などの様々な条件によって大きく変動します。

個別安置タイプ

個別安置タイプは、それぞれに納骨スペースを購入して遺骨を安置する方式です。

個別に墓石やプレートを建てられることから、納骨されている場所もはっきりとわかるため、お墓参りの際にも「どこに向けて手を合わせればいいかわからない」と迷うこともありません。

納骨スペースは比較的広い場合が多く、夫婦や家族などでも利用できるのが特徴です。その分、60万円~100万円以上の費用がかかり、永代供養墓としては高額となります。

近年では、一般墓と見分けがつかないような見た目で、永代供養墓の機能を持たせたお墓も登場しています。

合祀タイプ

合祀タイプは、遺骨を骨壺から取り出し、樹木や石碑などに設置された埋葬スペースへ合祀する方式です。他の方の遺骨と混ざり合ってしまうため、後から特定の遺骨を取り出すことはできません。

以前までは「合祀タイプ=永代供養墓」という認識を持たれていましたが、個別に埋葬できるタイプの永代供養墓が増えたことで、その認識も薄れてきました。

費用の相場は10万円から20万円程度と、永代供養墓のなかでも最も費用を抑えられます。安価な施設では、10万円以下で契約できる場合もあります。

永代供養墓のメリット

永代供養墓を選ぶことで、具体的にどのようなメリットが得られるのか解説していきます。

お墓の費用を抑えられる

永代供養墓は一般的なお墓と比べて、大きく費用を抑えられます。


株式会社鎌倉新書「お墓の消費者全国実態調査(2022年)」によれば、一般墓の購入には平均158.7万円が必要になるのに対し、樹木葬では69.6万円、納骨堂では83.6万円と大幅に費用を抑えられることがわかります。
参考:https://guide.e-ohaka.com/research/survey_2022/

跡取りがいなくても購入できる

永代供養墓のメリットとして、跡取りの心配をせずに購入できることが挙げられます。

一般的なお墓は継承していくことが前提となっており、年間の管理費などのいわゆる「維持費」が必要となります。

管理費の支払いが滞って継承者のいなくなったお墓は「無縁墓」と呼ばれ、荒れ放題になってしまったり、撤去費用を支払う人がいなかったりと社会問題になっています。

その点で永代供養墓は、費用は最初に一括で支払うだけで、一定期間の安置の後に合祀されるため、無縁墓となる恐れがありません。継承者がいなくても、安心して没後の問題を解決できるのは大きなメリットといえるでしょう。

子ども・孫の世代の負担にならない

お墓の管理は様々な面で負担となります。代表的なのが、年間の管理費が必要となる金銭的負担と、お墓の掃除などにかかる肉体的な負担です。また、お墓へのアクセスが悪いとお墓参りの時間が負担となったり、お寺との付き合いなども負担となりがちです。

こうした面倒事を子ども・孫の世代に負わせたくないと、永代供養墓を選ぶ方は少なくありません。

永代供養墓のデメリット

永代供養墓のデメリットは、後に残される親族などの精神面での問題が大半となります。
※「樹木葬で起こりがちな6つの後悔 仕組みから理解して後悔を防ぐ」も合わせてご覧ください。

合祀後は遺骨を取り出せない

合祀タイプや、安置期間が過ぎた場合では、後から特定の人物の遺骨を取り出すことができません。

後々に子どもや親族がお墓を購入して、永代供養墓の遺骨を移したいと考えても、合祀されたあとでは遺骨を取り出せないわけです。

周囲の理解が得られない場合がある

永代供養墓は、いくつかの理由から周囲の理解が得られない場合があります。

ひとつは、合祀されることへの抵抗感です。親族や友人が多いと、「大切な方の遺骨が他人と混ざり合ってしまうの嫌」「お墓参りができない」といった反対意見が上がりがちです。

もう一つは、以前まで永代供養墓は「遺骨の引き取り手がいない方が入るお墓」というイメージがあったことに起因します。とくに高齢の方などはネガティブな印象を持ち、反対される場合があります。

まとめ

永代供養墓は安価で継承の必要がない、現代の価値観に合ったお墓のかたちとして広まっています。家族葬や火葬式(直葬)と同様に、今後もますます普及していくでしょう。

弊社「とむらび」ではご葬儀だけでなく、お墓や遺品整理などのアフターフォローも行っております。

24時間365日、経験豊富なスタッフが無料相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。お客様の置かれた状況やご希望から、最適なご葬儀やお墓をご提案させていただきます。




筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」代表取締役 平井旭彦


花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が大手花屋時代に感じた『葬儀を低価格で、ご遺族に寄り添ったお葬式を提供したい。花祭壇を低価格で、故人を沢山のお花で彩るサービスをしたい。』との思いから、2016年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。
併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。
それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。

弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。

葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」

運営会社:株式会社ヒライ 
相談サロン:〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬9丁目3-14 弥生ビル 1F

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