家族葬とは?葬儀の流れや費用、どこまで呼ぶか注意点まで解説

query_builder 2023/12/19
葬儀の形式
家族葬で献花

家族葬は、親族や親しい友人を中心に故人を見送るお葬式のかたちで、近年利用者が増え注目を集めている葬儀です。


家族葬についてよく耳にするものの、一般的な葬儀との違いや、参列者の範囲はどこまでなのかわからない人も多いのではないでしょうか。


そこで本記事では、家族葬について、以下の点を解説します。


・家族葬とは(一般葬や密葬との違い)
・家族葬の範囲
・家族葬の流れ
・家族葬の費用
・家族葬のメリット・デメリット
・家族葬の注意点(参列・香典・服装・葬儀社)


家族葬の流れや費用のほかにも、メリット・デメリット、注意点なども紹介します。


家族葬の利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

家族葬とは

家族葬とは、家族や親族、親しい友人などを中心に執り行う葬儀のことを指します。


「家族葬」と聞くと、家族のみで葬儀を行うように思われがちですが、参列者の範囲や人数に明確な決まりはありません。


親しい人のみで葬儀を執り行うため、気兼ねなく故人とお別れの時間を過ごせるのが家族葬の特徴です。

一般的な葬儀との違い

一般葬は、近親者以外に近隣の人や会社関係の人など、故人と生前関わりのあった人たちが参列する葬儀です。


参列者を限定せず、幅広くお呼びして執り行う点に違いがあります。
葬儀の流れや内容に違いはありません。

密葬との違い

密葬は家族葬と同様、家族や親族などに参列者を限定して行う葬儀です。


違いとして、密葬は一般的な参列者を招く葬儀(本葬)を前提に、別途近親者のみで故人とお別れの機会を設ける意味合いがあります。


本葬とは別に近しい間柄でも葬儀を行う点において両者は異なります。


密葬との違いについては、以下の記事で詳しく解説していますのでご参照ください。


参照:密葬と家族葬はどう違う? 本葬の有無や金額の差を解説

家族葬の範囲

家族葬は、近年になって利用者が増えてきた葬儀のため、参列者の範囲や人数に明確な定義がありません。
しかしながら、どこまで参列者を呼んだらいいか迷うこともあるでしょう。


一般的には、2親等以内の親族で葬儀を執り行うケースが多いようです。


1親等:父母・子
2親等:祖父母・兄弟姉妹・孫


最終的には喪主の判断に委ねられますが「どのように故人を見送りたいか」を考え、参列者の範囲を決めるとよいでしょう。


ただし、どこまで呼ぶかは、のちのトラブルにつながるケースもあるため注意が必要です。


「特段の事情がない限り近親者は呼ぶ」「葬儀の案内に参列者を明記しておく」といった対策をしておきましょう。


参列者の範囲については、以下の記事で詳しく解説していますのでご参照ください。


参照:家族葬ではどこまで呼べばいい? 民法での「親族」や参列者数の定義を解説

家族葬の流れ

家族葬は、以下のような流れで進んでいきます。


1.搬送
逝去後は葬儀社へ連絡を入れ、遺体を所定の安置場所へと搬送します。
事前に依頼する葬儀社を決めておくと対応がスムーズです。


2.安置
自宅や斎場の安置施設などから希望の場所を選び、遺体を安置します。
安置期間は、通夜や葬儀・告別式も含め、一般的に2〜3日です。


3.打ち合わせ
葬儀社とプランや日時、通夜・告別式の流れなどを取り決めます。
家族葬で執り行う旨や、希望の条件などを伝えましょう。


4.通夜
1日目に通夜を執り行います。
納棺後、通夜、通夜振る舞いをします。


5.葬儀・告別式
2日目に葬儀・告別式を執り行います。
読経や焼香、お別れの儀などを行い、火葬場へと出棺します。


6.火葬
炉前で読経、最後のお別れをし、火葬を行います。
火葬後は骨上げ、精進落としなどを行い、家族葬は終了となります。

家族葬の費用

家族葬の費用相場は、80〜120万円程度です。
一般葬の費用相場は、150〜200万円程度であるため、一般葬と比べると費用を抑えられる傾向にあります。


ただし、葬儀内容は一般的なお葬式とほとんど変わりないため、必ずしも費用が安くなるとは限りません。


サービス内容や飲食代によって料金は変動しますので、打ち合わせの際に費用の内訳を確認しておくとよいでしょう。


とむらびでは、家族葬を以下の料金でご案内しております。


家族葬:368,000円(税込)※会員価格


家族葬の費用については、以下の記事で詳しく解説していますのでご参照ください。


参照:家族葬にかかる費用はいくら?相場やメリット・デメリットについても解説

家族葬のメリット

家族葬のメリットは以下の通りです。


・気兼ねなく故人とお別れの時間を過ごせる
・費用を抑えられる
・参列者への対応を軽減できる


親族や親しい友人のみで葬儀を執り行うため、アットホームな雰囲気で気兼ねなく故人と最期の時間を過ごせるのがメリットです。


参列者を限定していることもあり、あいさつ回りや接待といった対応も最小限で済みます。
家族や遺族の負担も軽減できるのは嬉しいポイントです。


さらには、一般葬と比べて料金が安くなる傾向にあります。
人数に応じて式場料や会葬返礼品といった費用も抑えられるでしょう。

家族葬のデメリット

家族葬のデメリットは以下の通りです。


・参列者の選定が難しい
・後日弔問客への対応が発生しやすい
・香典の金額は低くなりやすい


どこまで参列者を呼んだらいいか迷う人も多く、参列者の選定が難しいことは懸念点といえます。


選定範囲によっては理解が得られずに、トラブルにつながる可能性もあるでしょう。
参列者をどこまで呼ぶかは慎重に判断する必要があります。


また、参列できなかった人たちが、後日自宅を訪れることが考えられます。
個別に弔問客への対応が発生することはデメリットといえるでしょう。


さらに、参列者の人数を絞ると、その分香典の金額も少なくなります。


結果として、実質的負担は一般葬とあまり変わらないケースも出てくるため、プラン選びには注意が必要です。

家族葬の注意点

ここでは、家族葬の注意点について、以下の点を見ていきます。


・参列
・香典
・服装
・葬儀社

参列

家族葬は、喪主や親族からの案内がない限り、参列を控えるのがマナーです。


訃報連絡を受けた際に、葬儀の場所や日時が記載されていない、あるいは参列辞退の記載があるときは参列しないようにしましょう。


判断に迷う場合やどうしても参列したい場合は、喪主や遺族への確認をおすすめします。

香典

香典は一般葬と同様に持参して問題ありません。
とくに香典辞退の連絡がないような場合には、忘れず持参しましょう。


ただし、香典返しの手間を省くために香典を辞退する遺族も多くいます。
香典辞退の案内があれば遺族の意向に従い、持参しないのがマナーです。

服装

家族葬では、準喪服や平服(略喪服)を着用します。
男性はブラックスーツやダークスーツ、女性はブラックや地味な色のワンピース、アンサンブルがよいでしょう。


とくに案内がない場合は、準喪服を着用して行くのがおすすめです。

葬儀社

葬儀社を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。


・費用が明確である
・事前見積もりを出せる
・事前相談ができる
・家族葬の実績がある
・対応が丁寧である


家族葬は葬儀社によってサービス内容や費用にばらつきがあります。
想定外の費用を請求されないためには、葬儀社の見極めが大切です。


葬儀社選びの際は、家族葬についての理解があり、事前に費用の見積もりを出してくれるところを選びましょう。


事前に費用がわかればプランも立てやすいうえ、詳細な見積もりを提示してくれる葬儀社は信頼できる可能性が高いです。


また可能であれば、事前相談の利用をおすすめします。


事前相談を利用すれば、葬儀社の雰囲気やフォローの手厚さがわかるため、優良な葬儀社の見極めに役立つでしょう。


とむらびでは、24時間365日葬儀の事前相談を受け付けております。

家族葬の葬儀社選びに迷ったら花で彩るとむらびへ【川崎市・宮前区対応】

葬儀社選びのポイントをお伝えしましたが、数多くの葬儀社から優良な葬儀社を探すことは難しいと感じる方もいるでしょう。


川崎市や宮前区で家族葬の葬儀社選びに迷った際は、とむらびへご相談ください。


とむらびでは家族葬に精通した経験豊富なスタッフが、ご希望の条件にあわせて葬儀をサポートいたします。


事前に見積りをお出しすることもできますので、予想外の出費もありません。
事前相談では、納得のいくまで何度でも見積もりを提出させていただきます。


また、弊社のコンセプトは「花の美しさ」で「故人様を弔う」です。
大切なご家族をきれいな花の祭壇でお見送りできるよう葬儀のお手伝いをさせていただきます。


家族葬についてお困りごとがあれば、以下よりお気軽にお問い合わせください。


お問い合わせはこちら

まとめ

本記事では、家族葬について、以下の点を解説しました。


・家族葬とは(一般葬や密葬との違い)
・家族葬の範囲
・家族葬の流れ
・家族葬の費用
・家族葬のメリット・デメリット
・家族葬の注意点(参列・香典・服装・葬儀社)


家族葬は、親族や親しい友人を中心に執り行う葬儀で、気兼ねなく故人とお別れできることがメリットです。


メリット・デメリットをふまえ、注意点をおさえれば、納得のいく家族葬を実現できるでしょう。


家族葬に関して相談したいことがあればいつでもご連絡ください。


24時間365日、無料相談を承っております。




筆者の経歴


花で彩るお葬式「とむらび」代表取締役 平井旭彦



花で彩るお葬式「とむらび」は、代表取締役の平井旭彦が葬儀業界歴20年の中で感じていた『ご遺族に寄り添った葬儀・お葬式を低価格提供し、故人様らしい花祭壇で彩るサービスをしたい。』との思いから、2016年11月1日に川崎市宮前区有馬で創業した葬儀社です。

※川崎市をはじめ、横浜市の葬儀経験も豊富な葬儀社です。

弊社では、ご遺族様のご要望に柔軟に応えられるように、選べる葬儀プランをご用意しております。

併せて、川崎市民の公営斎場、「かわさき北部斎苑」「かわさき南部斎苑」と横浜市民の公営斎場「横浜市北部斎場」を利用することで、葬儀費用が安く抑えられます。

それぞれの、ご家族の事情に合った最適な葬儀プランをご提案させて頂きます。葬儀料金・費用面についても是非ご相談下さい。

弊社は、元花屋ということもあり、『低価格な葬儀でも、沢山のお花でお見送りできる』と皆様から非常に高い評価を頂いております。
おかげ様で、「リピーター」に「ご紹介」の依頼を多く頂いております。
これからも、『低価格でも高品質な葬儀サービスに、ご遺族の気持ちに寄り添ったお葬式』を目標に、従業員一同努めて参ります。



葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ 
相談サロン:〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬9丁目3-14 弥生ビル 1F

24時間 受付 365日対応
【事前相談無料】
TEL:0120-974-806
TEL:044-750-8543
FAX:044-750-8544

最寄駅:鷺沼駅から徒歩10分
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川崎市・横浜市・東京都のお葬式、葬儀は花で彩るお葬式「とむらび」に相談ください。
家族葬、一日葬、一般葬、火葬式、直葬など様々な葬儀プランをご提案しており、葬儀費用や価格について相談・質問を承っております。

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